古道三浦道  蛭子神社と築100余年の蔵

蛭子神社

さて、本覚寺(夷堂)の処で「恵比寿というのは夷とも蛭子とも書き蛭子神(ひるこのかみ)とも同じ」と書きましたが、こちらが蛭子神社です。

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鳥居の脇にこんなポスターが。へ〜、こんなに種類があるとは知らなかった。

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こちらが本堂ですが、良く見るとなかなか良い彫り物ですね。

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残念ながらこの神社の由来の立て札は有りませんでした。


本堂の脇は滑川が、いや、昔は此 辺は夷堂川と言ったらしいですが。
あれ、向こうのあの赤い橋は。あそこから見えたのは此処だったのか!

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百年の蔵

更に進むと、今度は純和風な蔵が有ります。

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この建物もこの道の雰囲気を醸し出している景色のひとつなんですが。1階は「鎌倉工芸」と言う陶器屋さんのようです。

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これまた検索してみたら、なんと日本陶磁協会のサイトがヒット、えー! 嘘っそ〜!と思いながら読んでみると、平成14年5月号に

▼古都鎌倉に残る唯一の築100余年の蔵を改築し、鎌倉工芸ギャラリーが4月1日より開設されました。オープニングには元鎌倉市長・小島寅雄氏の書画展一釈迦十大弟子を描く一が1日から7日まで開催されました。なお、鎌倉工芸ギャラリーは銀座黒田陶苑の姉妹店。

黒田陶苑だって?
陶磁協会会員(その実「陶説」定期購読者)を止めてもう20数年になりますが、黒田陶苑は覚えています。陶磁協会の大スポンサーだったんじゃないですかね? 北大路魯山人などでも有名なお店です。しかし、大夫雰囲気が違いますねぇ。覗きこむと沖縄のカラカラがありました。

それはともかく、その記事によると「鎌倉に残る唯一の築100余年の蔵」なんだそうです。これは収穫! 私の蘊蓄がひとつ増えたわい。(笑)

このまま先までご案内しますが、お時間の無い方はこのまま行くと行くと鎌倉駅が遠くなるので右に曲がりましょう。

二の鳥居

「築100余年の蔵」を眺めながらその手前の露地を左に曲がると若宮大路、右に二の鳥居が見えます。

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まあ、ここまで来ればもうご案内の必要はありますまい。鳥居の前の信号を渡って小町通りをぶらつくのでも、鳩サブレーを買いに行くのでも、あるいは左に曲がってすぐの信号を真っ直ぐ鎌倉駅に向かうのでも、どうぞお好きになさってください。
そうそう、地図はこちらです。

番外

ところで今日のお散歩の帰り道、また焼き芋屋さんを見かけました。今度はおばあちゃん。
交差点で「小さいのひとつ下さい」と言ったら「兄ちゃん悪いねぇ、もう売り切れちゃったのよぉ。寒いせいかみんなお芋お芋って買いにきてさぁ」だって。残念!

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ところでこの婆ちゃんと御成商店街に居た焼き芋屋のじいちゃんは夫婦かなんかですかね。同じ屋台を引いてました。あっ、押してるのか。