鎌倉の梅 2006/3/15 英勝寺の梅と歴史.2 |
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英勝寺の総門この写真は山門でなくて総門ですが、山門は別の処に移築されていたようで、その「英勝寺山門復興事業」と言うのがここの拝観料が明月院や長谷寺並に高い理由のようです。英勝寺の建物についてはその「英勝寺山門復興事業」サイト にとても詳しく出ています。 英勝寺は水戸徳川家の祖徳川頼房の養母となった英勝院が開いた寺ですので、伽藍の多くは徳川頼房が中心となって建立しています。山門だけは、徳川頼房の子松平頼重ですが。 英勝寺の袴腰付鐘楼
この形の鐘楼は私はここで初めて見ました。神奈川県指定重要文化財です。 英勝寺の仏殿こちらは山門再建予定の位置から見た仏殿正面です。 正面の引き戸を開けると中が見られます。仏殿内部には徳川家光寄進の阿弥陀如来と、向かって右の観音菩薩と左の勢至菩薩を本尊として祀っています。 しかし、豪華絢爛って感じですね。鎌倉のお寺にこういうのは少ないです。と言うかここだけ? 仏殿の天井とその周辺には、極楽を思わせる華麗な装飾が見られ、水戸徳川家の三つ葉葵や太田家の桔梗の紋とか鳳凰(ほうおう)の絵などが描かれています。 英勝寺の唐門仏殿の脇の梅の向こうに見えるのが拝殿への唐門です。 これです。でも暗いですねぇ。 ちょっと明るくしてみましょう。おや、この女性がお勝の方? 唐門は祠堂と共に建てられたと見られ「小さいながら細工は精巧で、欄間のぼたんの彫り物などは、高度な技術を示しています」とのことなのですが、これのこと? う〜ん、高度な技術でしょうが・・・・ 英勝寺の遠景英勝院を祀る祠堂は、現在さや堂(プレハブ)に覆われています。 2006.03.22記 今週一杯休暇中 |
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