杉本寺に梅はあるのか？　と言うことで行ってみました。いや、この入口の梅はいつも見ているのですが。

仁王門をくぐろうとすると、おっ、紅梅が。

しかし紅梅で困るのはピンクの梅とこの赤い梅をどう言い分けたらいいんだろうと。

本堂の前から下を見下ろすと・・・、有った、白梅が1本。

そして本堂の前にも1本

要するにそれしか無いのですが、良いのです。杉本寺の存在感はこの１６８７年に再建された茅葺屋根の本堂と、白い旗ですもんね。しかし本当に「歴史」「古寺」を感じさせるよいお堂です。

寺伝の、「天平六年（７３４年）僧行基が自刻の十一面観音を安置して・・・」は嘘ですが、それでも頼朝以前からここにあったことは確か、十一面観音像三体の内一体は行基の作ではなくとも平安時代のものであることは確かですから。

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