鎌倉 2009.2.8 円覚寺の梅開花 |
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山門お正月以来の円覚寺です。 山門(三門)の白梅。
仏殿の右側の紅梅です。逆光気味で綺麗でした。 選仏場お約束の選仏場です。ほんと私の円覚寺ページには必ず登場しますね。 中の薬師如来は南北朝時代の運慶派の作だそうです。運慶派です。運慶ではありません。 しかしこの選仏場は何処から撮っても絵になる。 居士林居士林の茅葺の門も絵になるのですが、今回は裏から。紅梅に白梅。 そして冬の居士林と言えばこの夏ミカン。でも何で夏ミカンというんでしょうね。 何々、「晩秋に色着くが、春先までは酸味が強く食用には向かない。この為、長らく生食には供されなかったが、初夏になると酸味が減じることが判り、明治以降、夏に味わえる貴重な柑橘類として価値が認められ広く栽培されるようになった」んだそうです。 龍隠庵実は居士林の夏ミカンは龍隠庵への道すがらなんです。で階段を登るとそこが龍隠庵。円覚寺が一望のもとにって感じですね。 この白梅は緑蕚梅(りょくがくばい)です。白梅は普通蕚(がく)が紅から褐色ですが、この緑蕚梅は名前のとおり緑色なんです。 龍隠庵のご本尊は聖観音(しょうかんのん)菩薩ですが、『鎌倉の寺小辞典』には厨子に入った坐像が載っており、こちらではないようです。でもこれも聖観音様ですよねぇ。 こちらはいつもお座敷というか書院に安置されているものだと思います。いつもガラス戸から遠目でお参りするだけで、どんな御顔立ちかも解らなかったんですが、今日は表に出ておいででした。ありがたいことでございます。
こちらは普通に白梅。 こちらは青軸? 緑蕚梅とどう違うのか、実はあまりよくわかっていないのですが、枝垂れ梅になっている場合は軸の色からか青軸と言いますね。 仏殿から妙香池へさて、龍隠庵から降りてきました。さっきの選仏場の梅です。 そしてこちらは法堂跡の紅梅。 妙香池には青鷺が。ついこないだまでこれが五位鷺だと思っていたんですが違いました。(汗) 黄梅院さて、一番奥の黄梅院です。 でも梅でなくてマンサクが咲いていました。考えてみたら、黄梅院で梅を見たことはなかったかも。 他の季節は北鎌倉・円覚寺 index からどうぞ |
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