北鎌倉 2009.6.01     東慶寺のお茶席と花菖蒲

岩がらみを拝見したあと、奥へ向かうと花菖蒲が。

東慶寺の花菖蒲_01

あちらに見えるのが立礼席(りゅうれいせき)のお茶室の建物です。


一昨日よりだいぶ進みましたね。

東慶寺の花菖蒲_02

明月院の花菖蒲とは色が違いますが、あれはあれ、こちらはこちらでそれぞれの持ち味が。

東慶寺の花菖蒲_03


さて、東慶寺には「岩がらみ」以外にも今日からもものがもうひとつ。

東慶寺の花菖蒲_04

私はいつも「お茶席」と書いているんですが、今日から始まりました。


そのお茶席に向かう小径からの花菖蒲が見事なんです。

東慶寺の花菖蒲_05


ちょっとキャパっちゃいましたが。何のこったって? 「ちょっとピンぼけ」。寒い?

東慶寺の花菖蒲_06


普通にお茶室というと、「にじり口」から入る広くて4畳半、狭けりゃ2畳に床の間なんて方を思い浮かべてしまいますが、こちらのお茶室は立礼席(りゅうれいせき)と言って椅子にテーブルです。明治5年に裏千家11代玄々斎が外人を意識して考案したんだそうです。

東慶寺の花菖蒲_07

普段は法事の後のお茶などに使っているんでしょうか? 良くは判りません。
一般に公開されるのは、年に2回、梅の時期 と、この花菖蒲の時期だけです。

東慶寺の花菖蒲_08


お抹茶も来てしまいました。いや、普通なら半分は食べただろうって頃に、ちゃんと間を置いて出されたんですが・・・。私が写真を撮るのに夢中で。

東慶寺の花菖蒲_09

まぁ、こうして生菓子とお抹茶を揃いで撮れたんだから良しとしましょう。怪我の功名。
でもなんかメニューの写真みたい。(笑) 
上生菓子は北鎌倉「こまき」。梅の時期にはこのお茶室前の紅梅、そしてこの時期は花菖蒲のイメージであつらえた特注です。でも和三盆のお干菓子も上品な味わいでとても好きです。というか、お抹茶を頂くには、上生菓子だとお抹茶のおかわりが欲しくなっちゃうんですよね。


実はこれ、お茶室に入る前の腰掛け待合いの格子戸の処からです。

東慶寺の花菖蒲_10


で、お茶室の前の石畳から。

東慶寺の花菖蒲_11


宝蔵の側から見ても見事なんですが、やはりお茶席からだと至近距離。

東慶寺の花菖蒲_12


ちょうど私がおじゃましたときには、他に誰もお客さんが居なかったのを良いことに、連写でバシャバシャと撮りまくったのですが・・・。

東慶寺の花菖蒲_13

よくお話をさせて頂く、こちらの係の奥様に「一眼レフっておっきな音がするんですね」と言われて、
「す、すみません(^_^;)」、状態でした。

東慶寺の花菖蒲_14

普通は一眼レフでも、バシャ・・・、しばらく経って、バシャ・・・、ですからね。
対する私は「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」式連写。バシャバシャバシャバシャ、・・・なので。

東慶寺の花菖蒲_15


そう言えば、そのお話の中で、今年は例年よりも早いみたいだと。同じぐらいかと思ってた。

東慶寺の花菖蒲_16

今、去年のページで確認したんですが、明月院の奥庭公開は同じ日だけど、咲き具合は確かに全然違う。ここ東慶寺の花菖蒲も去年の6月7日と同じか、あるいは進んでいるようです。

東慶寺の花菖蒲_17

と、その時もお話したのですが、昨夜の10時過ぎ、もう蛍もそろそろ寝ようかって時間に、蛍ポイントからかなり離れた場所の路上で、今年初めての蛍を見ました。
「忘れてた!」ってんで、今日の10時過ぎに北鎌倉の蛍ポイントに行ってみたら、20+10の計30灯。一番飛ぶのが9時頃ですから、もしかしてもうピーク?


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