鎌倉の蓮 2009.09.21    宝戒寺の萩は満開

荏柄天神前のバス停から向かった先は宝戒寺です。
1333年に鎌倉が滅亡するまで北条宗家(得宗家)の屋敷が有ったところです。北条一族の怨霊をしずめるために後醍醐天皇の命令で足利尊氏が開きました。

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で、肝心の白萩は、ご覧の通り。


お寺に入るにも萩の花を掻き分け掻き分け・・・

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本堂前の萩もこれこの通り。満開です。

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脇へ廻ると、ジンジャーが今日も良い香りを。

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と、そのとき、「こっち来て、こっち!」とお袋に呼ばれて、なんだ?と思ったら・・・


おどっさんに鐘を突かせたいからお賽銭を持ってこい、写真を撮れと。

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うちの親父はもう92歳です。


奥の方の萩もみごとです。

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お袋と妹が「これ酔芙蓉じゃない?」と。酔芙蓉って、朝に白い花を咲かせ、午後になるとだんだんピンクにかわり、夕方から夜にかけてさらに赤くなり・・・、って芙蓉なんですが。

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ホントかね、もう3時過ぎだよ。まあ確かにほんのり赤くはなっていますが・・・


白にオレンジの彼岸花。白はうちの庭にも咲いてるけど、オレンジはうけました。

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あれ? まだ睡蓮が咲こうとしてる。

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こちらは本堂の側から。白萩だけでなく、赤もあります。ちょっとだけ。

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本堂を右に回ると、あのお嬢さんが水をくべているのは水琴窟。平成水琴窟と札が。

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良い音が響きます。


こちらは太子堂だったかなぁ。

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門へ向かう小径の白萩もみごと!

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あれ? 白萩の中にひとつだけ紅の混じった花が。

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そのあと裏道づたいに大佛次郎亭の前を通って、若宮大路に。その途中、大佛次郎亭の黒塀を見ながら、「ここに来ると「お富さん」が浮かんじゃうんだよね、粋な黒塀〜見越の松に〜♪ なんてさぁ」、と言っていたら、妹夫婦はエッ!というような顔をして・・・
「あれ人の名前じゃなかったんだ、黒兵衛かと思ってた!」だって。
おいおい、だったらなんで「見越の松」が続くんだよ。(;^_^A アセアセ…


若宮大路は「鳩サブレー」の豊島屋さん。ここって、観光名所だったんだぁ。
女の子達が記念写真を。

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うちですか? 妹夫婦とお袋は当然のようにお土産を。お袋は親戚や友達に宅急便です。私の財布でね。思わぬ出費。トホホホホ・・・


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