2010.09.16 鶴岡八幡宮・流鏑馬と騎射鋏物 |
流鏑馬始まりました。流鏑馬は最初の三騎だけです。鎌倉時代の装束で行われます。 狙っていた場所を報道陣に取られて、壱の的の一般席では最良の位置でも、目の前に来たときは射終わったあとの、弐の的に向けて次の矢をつがえる場面になってしまいます。 ん? この位置でまだ矢を取っているのでは間に合う? 壱の的と弐の的は距離が短く、馬もスピードがのった状態なので難しいそうです。 これなら十分間に合うでしょう。弐の的的中だったかな? はっきりとは覚えていませんが。 壱の射手は見るからに堂々とした帰還ですが、弐の射手と参の射手はあまり元気がありませんね。 調子が悪くたって、空元気で胸を張って威風堂々の方が良いと思うぞ。 騎射鋏物流鏑馬の次は騎射鋏物です。見る方からすればこれも流鏑馬なのですが、小笠原流で厳密に言うと流鏑馬ではないようです。 何処が違うかというと、流鏑馬は鎌倉時代の装束。騎射鋏物は江戸時代の八代将軍吉宗が奨励した以降の、江戸時代の装束です。軽装で、被り物も違いますね。箙(えびら)も使いません。矢は袴の帯に刺しています。 おや。矢も違う。鏑矢ですが雁股(かりまた)の矢尻がありません。 なるべく後ろの人の邪魔にならないようにと這い蹲って柵ぼ下から撮っていましたが、数枚は立たせてもらいました。 的の位置はかなり遠いのでトリミングでかなり拡大しています。おまけに感度は6400。 その悪条件の割にはまあ見られる画質ですね。デジカメの進歩は凄い。 騎射鋏物は6騎、7騎、3騎の16回だったと思います。 ただし16名かどうかは・・・2回出てきた人もいるみたいなので。 最後の三騎は一門の中でも秀でた方が務めるようです。雁股(かりまた)の鏑矢を引き絞って・・・ 射た! すぐに次の矢を。流鏑馬の弐の射手を務めた方ですね。 最後の射手は流鏑馬の壱の射手を務めた方。 射た! 的中かどうかは覚えていないのですが、この表情からすると的中だったのかな? 普通は射た順に戻ってくるのですが、最後だけは逆です。最後に射た人が一番偉い? 最後の三騎の内二騎は最初に流鏑馬を奉納した人で、鎌倉時代の装束ですが、あとの一人は江戸時代の軽装の装束です。 終わったのは3時。11時から4時間同じ場所に座っていた訳ですね。そのあと駅からタクシーで麩帆に行って麩まんじゅうの買い出しです。昔は自転車で散歩の帰りだったんですがね。引っ越してからはなかなか行けなかったので、お姉さんに「お元気そうで何より」と云われました。 |