2013.06.16   東慶寺の紫陽花もそろそろ終盤  

浄智寺のあと東慶寺へ。雨は止んだみたいです。
せっかく完全装備で来たんだからずっと降ってれば良いのに。(。_・☆\ ベキバキ

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山門を入ってすぐの額アジサイはもう裏返ってますね。

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黒姫アジサイも裏返ってる。

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こちらの額アジサイも裏返ってる。

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ベニガクも裏返ってる。 
紫陽花終了宣言を出しましょうか。まあ咲いてる種類は夏まで咲いてたりするんですが。

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本堂中庭にはホタル袋が一杯。

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元祖黒姫アジサイはもう完全に終わりです。というか、花はちょんぎられて一つもない。

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宝蔵裏の岩がらみはまだ健在。望遠を使わずに標準ズームのまま撮りました。

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岩たばこの花ももう地面に咲いています。
というか、岩タバコの花弁は独立してないんだね。そのままのカッコで落ちてる。

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まだ着いているのもあるんですが。

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ここ3回。東慶寺に来るときは必ず何かのイベントがあったので、時間が無くて撮れなかった歴代住職の墓地へ。

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江戸時代の僧侶のお墓はお坊さんの頭みたいなカッコです。
鎌倉時代は違いますよ。多宝寺長老覚賢の墓塔とか忍性の墓もデッカイ五輪塔です。で、あの右側の一番大きいお墓が豊臣秀頼の娘、天秀尼のお墓です。でもその脇に何故か宝篋印塔が。ここは歴代住職の墓地なのに何で宝篋印塔?

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井上正道住職は「東慶寺にかなりの功績のあった人物、もしくは天秀尼が相当の恩義を感じていた、天秀尼にとっての功労者」「常に天秀尼のそばにいて、天秀尼を教育した人物」と。

そこまでは確かでしょう。そこから先は私と三池純正氏では別の推測になります。三池氏は甲斐姫ではないかと。私は義理の母となった千姫名代の侍女。御養育係、母代わりではないかと思います。
千姫の侍女でも「お局」と呼ばれ、老中と手紙の交換まで出来た人が居ます。

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ところで、今日ここ東慶寺に来た目的は別にあったので御座います。

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この花菖蒲を白蓮舎から写すことと、

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その白蓮舎でお茶を頂くことです。 だって白蓮舎のお茶屋さんとしての公開は今日までなんですよ。こりゃ雨だろうが台風だろうが来るしかないでしょ!

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6月1日から開いていたんですが、 「染司よしおか展」「二人の和紙展」の会場になっていて、おまけに私はゆっくりお茶を頂いている時間が無かったんです。

やっと最終日にこまきの生菓子を頂くことが出来ました。目出度し目出度し♪

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ついでに宝蔵へ行って、お香を買ってきました。いつもは「鈴虫」なんだけど、たまには「初音」を。

最近祖父と父の仏壇に使ってるんです。コンビニやデパートで「お線香」として売っているものは香りが良くない、線香臭い(笑)。東慶寺の売店にあるお香は仏壇用と云うより、趣味のお香、リラクセーション用のアロマみたいなものです。娘はそういう使い方をしてるし。

で、お線香の香りが勿体ないので、時々(毎日ではない)仏間(ただの空き部屋四畳半)の香炉の前で座禅をしてます。父の法事に来て頂いた妙心寺派のお坊さんに「座禅をしなさい」と云われちゃったので。半分に折ったお線香が燃え尽きるまでの20分間だけですが。 

「半分に折ったお線香」というのは、そのお坊さんが「お線香は立てずに半分に折って灰の上に横に置きなさい。それが妙心寺流です」と。理由は教義上の問題ではなしに、倒れたお線香が元で火事になったことがあったからとか。実はお線香を立てたまま仏間を離れるのはちょっと気にはなってたんですよね。これなら安心。

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