鎌倉 2014.10.19 源氏山からもやい工芸へ |
今回は俳優の話。 吉高由里子を最初に凄いと思ったのは園子温監督の「紀子の食卓」。悪名高い「自殺サークル」の別バージョンみたいなやつで賞も取った映画だけど二度と見たくない。例えていえば芥川賞を取り「太陽族」などという流行語を生みだした石原慎太郎の「太陽の季節」と同じですね。インパクトはあり文才は誰もが認めても、実に後味が悪い。でも三木聡監督作品「転々」での吉高は最高に笑えます。園子温監督については「ヒミズ」は暗いけどでも最後に光があり、「地獄でなぜ悪い」も残虐だけど笑えるところで救われる。 変顔じゃなくて笑顔では粟田麗と竹内結子ですね。その竹内結子が全く笑わず、逆に凄みがあるのが「ストロベリーナイト」。ところでこの写真は天柱峰。 あの高名な山岳サイクリスト賄い侯爵がこれまでに制した峠のひとつで御座います。たしか9年前の2月のこと。もっともその前からしょっちゅう通っているのですが。 しかしここへ来るのは久しぶりだなぁ。 暗くなる前に山を越えないと遭難してしまう。ゼエゼエ、ハアハア・・・ やっと人気のあるところへ出てきました。
ふと気配を感じて土を掘り返してみたら、なな、なんとかわらげの山が! これは鎌倉時代の後期でありましょうか。 いや、この形状は初期かも。考古学研究所に持ち込んで詳細に調べたら博士論文が完成するかも! とも思ったのですが今日は用事があるので先に進むことに。 なつかしいですね〜。
更に先に進むと美人なおねえしゃまがカメラを構えているではありませんか。つられて私もパチリ。
更につられて洞窟の中に入ると・・・
あれ? ここは・・・。もしかして銭洗弁天?
ここに来たのなら、これを食するのが我が家の家法で御座います。
銭洗の激坂を下ると「モーツアルト」が。 と思ったらなんか様子が違う? 別の店になってる?
更に下っていくと・・・、あっお嬢さん看板を隠さないで。(;^_^A アセアセ… 撮り直しで御座います。ここが葛切りの「みのわ」。久しぶりに食べていこうかとも思ったのですが、銭洗で酸味の強いものを食べた直後なんで今日は見送りに。 おや、あのお姉様は綾瀬はるか? いや杏のプロポーションの方が近い! えっ? おや?
で、本日の目的地はここで御座います。なんのためかというと・・・ これ。 でもあんまり高いんで庶民なわたくしめには手が出せずに、すごすごと引き下がったんで御座います。 しかしあの美しさは忘れられずに、半年間というもの酒に煙草に女を断って精進し(大嘘)、節約して財貨を蓄え、清水の舞台から飛び降りるような気持でやってきたので御座います(これはほんと)。なんせこれを作った石村英一さんはもう亡くなっているので、あれが人手に渡ったら二度と手に入らないのですよ。亡くなったから高くなったんじゃなくて生前から同じ値段だったそうですが。 そのお椀を見せてみろって? もったいないのでお見せできません。
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