2016.03.20 総持寺の仏殿公開 |
円覚寺から鶴見の総持寺へ。実は仏殿が公開されるとかで東慶寺の宝蔵で招待券を頂いたんです。時間ギリギリでやっと滑り込みセーフ。 同じ禅宗でもこちらは道元に始まる曹洞宗。ここに来るのは初めてです。
近づいていくと屋根の見え方が変わります。
その仏殿の正面向かい側の門。 勅使門でしょうか。菊の紋が。桧皮葺ですね。 こちらは僧堂のようです。 こちらは書院。 屋根が普通とは逆に盛り上がっています。桂離宮もそうでしたが。 尾張徳川家の書院を移築したものとか。
香積台。禅門では食事を調理するところの庫院(くいん)、庫裡(くり)を意味するとか。 問題はこの切妻の大屋根。垂木の角度が三種類で、棟から段々と緩やかになっています。 先の垂木は三種類の直線でしたが、この桁より右は直線ではなく弧を描いています。 築地塀のサンプル写真です。今は土塀ではないでしょうが、形は。
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