2017.11.25      運慶展の後は・・・

常設展は一部を除いて撮影可です。

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民芸な世界では運慶よりも評価の高い木喰上人。いかにも好々爺ってお顔ですね。

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でも中には撮影禁止なものも。右側のカメラ×マークがそれです。東博蔵のものは撮影可なんですが、所有者が別にいる場合が多いです。

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古伊万里です。良いですねぇ。ちなみに古伊万里でも色物は嫌いです。

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なんか鎌倉の誰かさんの絵に雰囲気が似てる。こちらは寺崎広業(こうぎょう)の「秋苑」。

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なんか可愛らしいですね。いかにも「お嬢様」って感じで。明治時代のお嬢様は良いですね〜。
高ビーじゃなくて。最近じゃ、下手すりゃ女王様だもんね。

東博本館は建物自体がアンティークで、これも展示品? なんて思っちゃいます。

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井戸茶碗です。良いですねぇ。
元々は朝鮮のお茶漬けサラサラなドンブリ、つまり雑器なんですが。

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この小袖も良いなぁ。高校生の頃、小袖にはまっていたことがありました。そのせいで振袖は嫌いです。「江戸の町人風情が。ケッ!」って感じで。

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本館を出たのは7時36分。まだ西洋美術館にお間に合う。

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上野公園のイルミネーションは綺麗ですね。こんな遅くに来たことなかったからしらなんだ。

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で、7時53分に西洋美術館へ。見る時間無いだろうって? 良いんです。

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目的地はここですから。 始めて来たのはいつだったか。少なくとも12年前にはここを知っていました。娘を連れて来たことも。

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ル・コルビュジエの設計したレストランでディナーなんて、至福の刻で御座います。

えっ? ル・コルビュジエは建物の基本設計だけだろうって? 
そりゃまあそうなんですけど。(;^_^A アセアセ

でもここが気にいってるのはロケーションだけではありません。ここの肉料理好き♪ 

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ただ気に入らない点もひとつだけ。赤ワインがいつも生ぬるい。白ほど冷やす必要は無いけど、パリの室温て、日本の今の室温よりずっと寒いんだよ。えっ、イタリアの室温に合わせた? う〜ん。

8時32分に館外へ。ロダンの「夜中も考えている人」です。考え過ぎなんじゃない?

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夜中のカレーの市民。悲壮感がボリュームアップ。

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夜の地獄の門です。恐ろしさが否応にも。

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とそのとき、「キャーッ」という悲鳴とともに門の脇から走りだす女性が!
えっ! と思った瞬間、瞬間冷凍で石に。 (世間の声:石じゃなくてブロンズ!)
やはり地獄の門を潜ると二度と日の目はみられないようです。不憫な(涙)

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で、今西洋美術館でやっている展示はこういうもの。
いや〜、醤油がフランス料理に、浮世絵が西洋美術に与えた衝撃というのは有名な話ではありますが。 でもこれは無いんじゃない? 綺麗な踊り子さんのお尻をデブな相撲取りのお尻と一緒にするなんて。(;^_^A アセアセ

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今回のカメラは一眼レフじゃなくてNikon 1 V3ミラーレス一眼。撮影中心じゃないときには便利ですね。あと、運慶展の図録に、本館で「国宝・伴大納言絵巻」に「国宝・源氏物語絵巻」の図録計3冊買い込んだら重いこと重いこと。
結局このときからここまで4時間半立ちっぱなしの歩きっぱなしで、翌々日は軽い筋肉痛。
おいら、もう歳なのかしら?(世間の声:エッ!)