三点目の段差は玄関です。 玄関の間口で約10センチ。

あっ、あの染みは血痕では御座いません。下に新聞紙を敷かずにチェーンオイルを指したら垂れてしまったんです。

更に床まで22センチで計32センチの高低差。去年リハビリ病院入院中の写真ですが。

その32センチの高低差を、長いスロープで上下しようと。その設計段階がこの図面です。

しかし作成段階で一部変更しました。何処が変わったのか判ります？

手前に打ち付けてある小さい板はスロープを引っかけるところ。

上板で苦労したのはこの端の部分。なんとか計算通りに切れました。

後は幅９センチの板を並べて行きます。床との色合わせはまあまあだったのですが、本来なら塗装後に紙ヤスリで軽くなぞるべきところをサンダーをかけてしまい斑に。骨董屋じゃないんだからこんな処で古色を演出する必要は無いんですよね。

なのでカーペットで覆って証拠隠滅。

車椅子で散歩に出かけるときにはこのように。このスロープは普段は玄関内に立てかけておきます。

まだ若干工夫が必要な部分もあるのですが、これでとりあえずはベッド脇で車椅子に座らせ、そのまま外に出られるようになりました。スロープの先の板はスロープ間の幅の寸法決めに置いてあるだけです。この板を挟むようにスロープを置けば車椅子が脱輪することは無いと。