東京都感染推移グラフ
11月から休止していましたが、再開しました。
一波から五波まで、谷底がどんどん高く、谷間の幅が短くなり、7月初めから感染がV字形に上昇し、3波の2.4倍に。その後、4波のピークよりも下がって更に3波前の谷底ぐらいまで順調に下がっています。確定日ベースでは6日から、報告日ベースでは8日に三波前の谷底まで、その後それ以下まで下がりました。但し10/20から鈍化し、10/31には下げ止まり感も出ています。
11/09
休止も10日も経たずに再開? 11/09に7日平均が1週間前より6%ですが上がりました。
これが100%を超えるのは8/24以来のことです。まだ一瞬の誤差の内かもしれません。但し新型コロナ第6波 “12月から再拡大”との予測もあります。年末年始の第六波は行政も専門家もだいぶ前から想定しているので驚くことはありません。五輪は終わっているので五波のような医療崩壊には至らないでしょう。内心三波までも届かないのではと。二波を超えて四波程度までいくのかどうかという処でしょうか。驚くことはありませんが気を緩めずにという処でしょう。
第四波までと比べると、第五波は津波に見えます。
グラフの説明はこちら。
確定日別は下降局面では報告日別とあまり変わらないのでしばらく掲載なし。
10/29
東京都は新型コロナ感染発表の人数を訂正しこれまでより4065人増としました。 7/24〜8/31までの間に2〜3桁の上乗せがあります。下のグラフでは赤の部分です。ただしその頃は毎日数千人の感染者が出ていたので、4065人増もグラフにすると大きくは変わりません。
但し報告日別推移は曜日のギザギザが激しく現れるので発症日グラフで同じ差分を表示してみましょう。
曜日のギザギザが取れて実態が把握しやすくなります。集計ミスが集中した時期は、想定外の感染爆発に保健所の業務がパンクする一方で小池都知事は五輪ファーストでコロナ対策に背を向けていた時期です。むしろこの程度の集計ミスで済んだことに保健所の皆さんの頑張りに感謝の気持ちさえ湧いてきます。9月以降はあまり違いは無いようです。
月が変わるので久しぶりに月末時点の発症日推移グラフも出しておきます。
過去の経緯を振り返るには発症日グラフが一番正確です。 発症日グラフで見ると、5波のピークは8/10ですが、8/10がピークとなったのは8/17。
PCR検査で陽性となった人で既に発症している人に「その症状はいつからですか?」と聞いた発症日のグラフだからなんですが、発症してもすぐに検査される
訳ではないということも示しています。ちなみに発症日のピークは8/10ですが、発症までの潜伏期間を考えると、実感染のピークは五輪開催中です。 青は9月末時点で。赤い部分がその後10月の増加分の感染者です。青の右端に比べて赤の右端はだいぶなだらかになってます。これは感染者数が確かに減ってきたということ。
なぜ2年間も発症日データを記録していたかというと、一番実態に近いデータだからです。 赤は10/2時点の直近分に縮めました。上のグラフでは赤は小さくなっていますが、発症した人は後から現れるということが良く解ります。
赤は2週間以上前にも現れているでしょう。潜伏期間も含めれば、毎日報道されている感染者数は実は1週間とか3週間前の間に感染した人ということが実感できます。今日感染した人の数は知ることは出来ません。今日発症した人すら滅多に出てきません。1週間後には赤が青に変わり、その上に今の赤ぐらいが上乗せされるはずです。直近の数値は単にまだほとんど隠れているというだけです。1週間前から2週間までを見て下さい。ただ、青の傾きと赤の傾きを見比べると、この1週間だけでもたいぶ感染が下火になっていることが解ります。更にその10/2時点よりも10月末には更になだらかになっています。
第6波
第5波
第4波
第3波
第2波以降
病理・総合
個人レベルの防御
メンタルヘルス
第1波のログ
第1回 怒る麻生氏「意思決定の正当性が」 「10万円」舞台裏 5/8 第2回
増えないPCR、焦る専門家 「目詰まり」1カ月前から 第3回
東西2知事は「西部劇の主人公」 押される政府の不快感 第4回
迫るオーバーシュート、専門家の葛藤 日本モデルの真相 第5回
病床埋まる恐怖、届かぬ支援 「医療崩壊が起きていた」 第6回
「対岸の火事と…」生かされなかった教訓 いま保健所は
和歌山・有田病院
詳細目次
東京都の感染者推移グラフ
暗いニュースばかり見るんじゃないと良く言われます。これには実例があって東北の大震災のときにTVで現場の状況が繰り返し流れて、それを見ていてPTSD になった方が。でも私は昔勤務時間にメンタルヘルスとか健康管理とかをサーチしていた時期もあったので共感疲労しにくいんです。
報道
東京100days 新型コロナウイルスの記録 (朝日新聞)
「むやみに怖がる」人々
PCR検査
NHK 特設サイト ウイルス検査や治療薬開発は
COVID-19 感染対策におけるPCR検査実態調査と利?推進タスクフォース (日本医師会
COVID-19有識者会議)
専門家会議+α発信関連
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解等(PDFリンク) 専門家会議 提言のポイントと全文
日本医師会 COVID-19有識者会議
我が国の現状は、他国や抗体検査などの様々な情報を比較して推察すると、感染率は0.1%、致死率は0.36%との推察ができる。新型コロナウイルス感染症は、治療薬がないが、医療体制の十分なところではインフルエンザと同程度の致死率である。 感染者数の推察に対して、均質なモデルでは単純すぎ、現在無駄な自粛が多すぎる可能性がある
病理
医療現場
個人レベルの防御
メンタルヘルス
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