本日のお庭拝見は鎌倉の川喜多邸です。

何でもここにお住まいだった川喜多ご夫妻というのは戦前戦後の映画配給では有名な方だそうで、「制服の処女」（1933）とか「禁じられた遊び」（1953）なんかを日本にもってきた人らしいです。
海外の有名監督とか、アランドロンとかの俳優も沢山このお庭に招かれたようです。

上は東洋哲学者、和辻哲郎の住居を移築してゲストハウスにしていたらしたとか。
でその和辻邸でコーヒーを頂いて、ふと机の上のパネルを見ると、なんか知らない外人の映画監督達と一緒に八千草薫が。わ、若い！　色っぺ〜、(*^,^*)
思わず涎が垂れそうになるのをコーヒーを飲んで誤魔化したのでありました。

その川喜多邸からほんの数十メートルのお宅の庭木は、なな、なんとこれレモンでないかい？ いや、いつも通る路地なんだけど、初めて気が付いた。

お昼のネギたっぷり麺を食べて、さて帰りは何処を通ってかえろうかと、いつも化粧坂だからたまにはもう一つの担ぎコースに。とその途中に見事な藤と山躑躅が。

いやいや、そんなものはどうでも良い、それよりこの先には秘密の花園が。
ん？　あれ？　ありゃ〜、剃っちゃったの〜！　草むらを掻き分進むのが好きだったのに〜！
そうです。Ｉｓｏさんがあれ以来「鎌倉にはＭＴＢでしか行かん！」と言い張る原因となったトラウマの岩のワレメなんであります。ただのお買い物帰りに民家からわずか１５ｍのところで、まるで深山担ぎ山サイの雰囲気が味わえるのですぞ。(^o^)

しばらく担ぐとそこは源氏山公園、ここは数週間花見が楽しめるようにいろんな桜が植えてあるんですが、ここのエリアは八重桜。地面は桜の絨毯ですね。