古道三浦道   大巧寺(おんめさま診療所)

おんめさま診療所

さて、本覚寺を出て鎌倉駅の方へ向かいましょう。前の道はこれも鎌倉時代より前から有った道と推測されています。道って案外動かないものなんですよ。それはともかく、昔からこの道で気になっていたのがこの「おんめさま診療所」の看板。
町医者の名前とは考えにくいですよねぇ。なんか超能力かなんかで直すんでしょうか?
で、この露地を曲がってどんなところか見に行ったのですが、正面は大巧寺と言うお寺で、看板はここだけで、正確にはアパートの脇に「おんめさま駐車場」とあるだけでどこだか解りませんでした。これはいよいよお医者さんには見えません。
きっとこれは・・・、と検索をかけてみました。そうしたらなんと貴方・・・

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内科 小児科 外科 
は〜ん? ホントに医者かい。しかし無かったけどなぁ。と更に検索を進めると・・・、

302 大 巧 寺(だいぎょうじ) (産女霊神)小町 1-9-28 日蓮宗
本尊 産女霊神  行事 春季大祭(4月8日)  事業 おんめさま診療所
建物 本堂18坪、庫裏68坪、山門  寺宝 曼荼羅(宗祖筆)、水晶五輪塔
由緒 長慶山正覚院大巧寺と号し、真言宗大行寺と称したが、源頼朝が寺内で戦評定をして大勝したので、現寺号に改称。日蓮上人が妙本寺に在住の折り、日蓮宗に改宗し、日澄を開山とする。寺は俗に「おんめさま」と称し、安産のお守りを出す。天文年間(1532-54)、当寺五世・日棟が難産で死んだ、産婦の霊魂をしずめ、安産の神としてまつったことに由来すると伝える。昭和27年、単立となる。

お寺が診療所を事業にしているとは、今の今まで夢にも思いませんでした。(;^_^A


さて、そこから更に北に進むと、なにやら洋館のようなものが。でもこれはアパートの様です。なんかお洒落ですね。こういうとこなら住んでみたいなぁ。ってミーハー?

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