報国寺の梅
さて、21日の浄妙寺で「もう梅シリーズは終わりか」と諦め「桜シリーズ」の偵察に報国寺に出かけてみたら・・・、おんや、ここでは梅もまだ健在ではないですか。
と言うことで総門をくぐってみたら、
確かに散りかけではありますが、境内にもまだ梅の花も残っていました。
報国寺の山茱萸
最近気が付いたのですが、この木、と言うか花はあちこちのお寺で見かけますね。 最初に気が付いたのは東慶寺でした。仮名漢字変換出来なかったので書きませんでしたが。 今回どうやったかと言うと「さんしゅゆ」で検索したんですね。(笑)
おかげでどういう木、と言うか実か判りました。お寺には必ずと言って良いほど植えてあるのは薬効のせい、と言うか薬を作ったんじゃないでしょうか? 秋には赤い実をつけ、滋養・強壮の薬効がある山茱萸酒を作ることもできるそうです。
さんしゅゆ 山茱萸 〔別名〕 はるこがねばな(春黄金花)、あきさんご(秋珊瑚)、やまぐみ(山茱萸)
〔区分〕 庭園木、薬用植物
〔概要〕 高さ4m。早春、葉に先立ち、枝先に散形花序の黄色の小さな花を集めてつける。果実は強壮剤として用いられる。当初は生薬として移入されたが、後に観賞用として多く栽培されるようになった。
〔由来〕 和名の春黄金花はその色から、秋珊瑚は実が紅熟するので名がついた。
ほうほう、あきさんご(秋珊瑚)って良い名前ですねぇ。どんな実なんでしょう。
山茱萸
(サンシュユ):”茱萸”はグミのことで、秋にはグミのような実がなります。赤く熟し食べられます。
あれか! この実なら知っています。 と言うか「グミのような」って、これがグミじゃないの? そう言えば私がグミと思って食べていた木の実に2種類有ったような。やまぐみ(山茱萸)とぐみ(茱萸)が有ったのか。しかし「やまぐみ」なら「やまぐみ」って書いておいてくれたら良いのに。お寺ではどこでも「山茱萸:さんしゅゆ」と仮名をふった木の札が下がっています。
しかし本当に私が食べていた実が「山茱萸」なんだろうか? そうだ、私が道端の実を摘んで食べている葉山の某所に行って同じ花が咲いているか見れば良いのだ。秋に東慶寺に行って食べてみるって手も。ん? 秋? 私が食べていた実は桑の実と同じ頃だったような・・・・、違うかも。
報国寺の本堂
話しを戻して、本堂の前庭の桜です。 浄妙寺では満開でしたが2日後のこちらはまだ2分咲きぐらいですね。桜の季節に報国寺に来たことはありませんでしたが、これは期待できそうです。あっ、後ろの建物は本堂ではありません。
報国寺の本堂本堂の向拝と木鼻
最近注意して見るようになりました。そのうち比較ページでも作ろうかと。 と言えるほどは集まってはいませんが。
この上下の看板の対比が面白かったです。
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