鎌倉の菖蒲と紫陽花  円覚寺の紫陽花 2006.6.10

円覚寺前庭の紫陽花

円覚寺の朝です。ここの紫陽花はまだこれからですね。

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円覚寺三門

正確には三解脱門です。デジカメ一眼レフの標準ズームの口角側は35mm換算で焦点距離28mm。建物を撮るにはとても助かります。

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子供の頃に親父に連れられて行ったときに紫陽花が咲いていたような。あれが円覚寺の最初の記憶ですね。とは言え円覚寺にはそれほど紫陽花は多くは無いのですが、まあ探してみましょう。


これは仏殿から方丈に向かう左側の道。このあたりに鎌倉時代末期には法堂があったはずです。この額紫陽花、今は白なのですが来週には色が変わっているかも。

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円覚寺の正続院・舎利殿

正続院は開山仏光国師無学祖元禅師の塔所です。右側の建物の屋根のふき替えは終わったようですね。木の萌えるような緑がなかなか良い雰囲気です。奧が国宝の舎利殿。鎌倉時代のものです。ここに移されたのは戦国時代初期、小田原北条氏の頃ですが。

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円覚寺・北条時宗の開基堂仏日庵 

お茶席の脇に紫陽花が。でも最近は入っていません。まだ左側の建物は工事中です。

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黄梅院

その奧の階段の上は黄梅院です。北条時宗の夫人で東慶寺を開いた覚山尼が時宗の菩提を弔うために建立した華厳院が前身で、文和三年(1354)、その場所に足利尊氏が、師であり五山文学の隆生に功績を残した夢想疎石の塔所(高僧の墓所)として創建しました。

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階段の登り口と・・・・


その階段の右斜面に紫陽花が、今は白ですがこれも来週はどうなっているんでしょう。

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門の中にも紫陽花はありますが・・・、メインではなくて控えめにひっそりと。

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でもそれもまた良いですね。紫陽花ですから。

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さて、いつも左廻りが私のコースなのですが、帰り道の方丈・勅使門の正面を仏殿の方に降りる道にも普通に紫陽花が咲いています。

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鐘堂の方はどうなんですかね? この日はまだあちこち偵察に廻らなければならないので行きませんでしたが。

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