鎌倉の桜 2007.04.07   安国論寺の桃

安国論寺はどうでしょう。 ん? 山門からの景色はいつも見せてくれますねぇ。

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手水舎のお地蔵さんには今日は三葉躑躅が。

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これ、明月院への小道にも咲いていたんだけど、なんて花でしょう?

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本堂の回りには花桃。2週間前のNIFTY鎌倉・桜オフのときにはまだこうだったんですが。

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中国では桃は仙木・仙果と呼ばれ、邪気を祓い不老長寿を与えるとされ、悪鬼除けの意味もあるそうです。確か道教では鬼門に桃が植えてあたとか。マンガの「陰陽師」で安部清明に教えてもらったのですが。 (,_'☆\ ベキバキ

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日本に伝わったあとも、桃はやはり中国と同様に邪気を祓う力があると考えられ、3月3日の桃の節句は、桃の加護によって女児の健やかな成長を祈ると言うことらしいです。もちろん「桃尻娘」なんて映画やドラマがあるように、桃の実の形と色から、性と豊饒のシンボルでもありまね。豊饒はおっきな実が沢山なるから。

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いや、私は高尚に歴史の話をしているのですよ! 
魔除けとセックスと豊饒、こりゃ古来より人間の願望を濃縮したものだったんですね。

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もっともこの見事な花桃は観賞用に品種改良されたものですが。まあ、そんなお堅いことは言わずに桃の花を愛でてウキウキしていれば幸せってもんで御座います。


そう言えば桜って、どんな意味、思い入れがあるんでしょうね? 歴史にはあんまり登場しないんですよねぇ。私が知らないだけかもしれませんが。あっ、これ八重桜です。

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この季節、何処へ行っても三葉躑躅でですね。これはこれでとっても奇麗で。

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