2007.09.16    例大祭・小笠原流の流鏑馬神事

鶴岡八幡宮の流鏑馬です。9月の小笠原流は鶴岡八幡宮例大祭の流鏑馬神事。
何曜であろうが9月16日と決まっています。

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おまけに的が見える側はすべて招待席。が、今年はその招待席で御座います。
何で招待されたんだって? そりゃ〜貴方、鶴岡八幡宮の宮司様がこのサイトを見て「是非とも招待席から」と言ったとか言わなかったとか。言う訳ないって? 何でバレるんだろう。(汗)

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あれ? この鎧は去年もこの方だったですよね。


流鏑馬神事は小笠原流の3騎によって行われます。射手は鎌倉時代のあげ装束といわれる武士の狩装束、その後に騎射挟物と言って、江戸時代の軽装での騎射が15人の射手によって行われますが、神事としてはこの3騎です。この方は2の射手。

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三の射手は小笠原家の御曹司? 若い方ですがなかなかかっこいい。

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奉行が馬場元から中央に戻ります。今年は氏子総代の人だとか。

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腰の箙(えびら)に矢を刺しています。弓は重藤(しげとう)の弓。弓を持つ左手に付けるのは射籠手。足に鹿皮の行縢(むかばき)を付けています。

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流鏑馬の開始です。1の射手が射た瞬間。

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的中!

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二の射手。1の的は外しましたがその後は的中じゃなかったかな?

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三の射手は小笠原家の御曹司

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見事的中。的は木端微塵に。

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流鏑馬に用いる矢は雁又矢と言って、鏃(やじり)が二股に分かれています。

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三騎の射手が馬場末より戻ってきました。

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これで流鏑馬神事は終わりですが、このあと江戸時代の装束による騎射挟物が15人の射手によって行われます。次ページ>>からどうぞ。