菖蒲と紫陽花 東慶寺の岩がらみのはずが 2009.6.07 |
門前昨日は見れなかった1週間目の岩がらみを今日こそ! と出かけていきました。 私の定点観測紫陽花も重みで下がっているだけで、なんとか健在。だんだんと紫陽花らしい色合いになってきましたね。 本堂で、本堂へ行くと・・・、またしてもガーン! 法事をやっていました。確かにお寺さんはそちらが本業。土日は11時、13時、15時・・・、ではなくて、法事が終わった頃の15時〜16時が公開時間だったんですね。(ちゃんと見ろよ!) お茶席の花菖蒲どうすべい。お茶席もいっぱいみたいだし。 でも、望遠レンズに切り替えればなんとか花菖蒲も。 見事ですねぇ。お茶席でゆっくりとお茶を頂きながら見るととても良いですね。 今日は遠慮しましたが。 蔓アジサイと、方向を変えてマイナーな被写体探しに。一番早くに咲いた蔓アジサイです。 蔓アジサイは時期が経つと、花が下に垂れ下がるのがひとつの特徴です。色はくすんではきますが、茶色く汚くなる訳ではありません。 岩煙草その奥の崖の岩たばこはこの時期は凄い人気です。 もうピークを過ぎかかってはいるんですが、まだまだ可憐な花を見せてくれます。
山法師の様子を見に、宝蔵の脇へ行ったのですが、まだ花は少なく。 この上に松ヶ岡文庫があるらしいです。行ったことはないですが。 しかしその斜面にも岩煙草を発見。 て、これぐらいならあちこちにあるんだけど、でもそういう意味ではこれが岩煙草の本来の姿です。 その宝蔵の脇には古い井戸があるんですが、残念ながら故障しているようです。 この井戸は人気ものなんですよね。よくお子さんやお嬢さんがキャッキャ言いながらガッチャンコガッチャンコとやっています。すんません、とっくの昔に「お子様」ではなくなった私も、昔は良くガッチャンコガッチャンコとやっていました。 その向かい側のこの木は、実は三つ叉なんです。 花の時期でないと三つ叉とは思われないんですけど。 額アジサイの萼と花さて、今日はアジサイ学のお勉強を。普通の感覚ではこの写真の左側の花が花ですね。 でもこれは、装飾花と言って、本当は萼なんです。で、本当の花は右上の方に小さな沢山見えるのが本当の花。花びらは5枚ありますね。この花びらが見られるのは比較的一瞬。なかにはもう花びらが落ちているのもありますね。 で、その下の地面を見ると・・・、この米粒より小さなものが、本当の花びらです。 でも、黒姫アジサイを含めた額アジサイ種は、よ〜く見ると、本物の花が判るのですが、姫アジサイとかのアジサイ種だとさっぱり判りません。 あっ、柏葉アジサイも良く見ると花が判りますね。 だと思うんだけど、違うのかね? ところで、山門を入った処に露草が沢山咲いていました。在来種ではありませんが。 でも、3時過ぎに行ったときには、もうみんな花を閉じていました。 他の季節は北鎌倉・東慶寺 indexからどうぞ |