鎌倉の菖蒲と紫陽花  東慶寺の花菖蒲も終りに  2009.6.21

雨です。でも東慶寺のお茶室公開(お茶屋さんの営業とも)も今年最後の日となれば、ご挨拶に伺わねばなりません。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_01

というと、またどっかから「ふ〜ん、貴方の場合は遊びも義務なの?」と突っ込みが入りそうですが。


石段の途中の紫陽花も見事に。というか色が深くなってきましたね。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_02


定点観測紫陽花はとうとう雨で二房ともうなだれてしまいました。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_03


あの鐘楼前の、赤くなった額アジサイはもう刈られてしまって。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_04


でもその隣には・・・、竜胆だっけ? いや、桔梗か。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_05

よく迷います。でも良いことに気がつきました。
「桔梗」と言う名の女性は沢山居ます。でも「竜胆」って名の女性はいません。だから可憐な方が「桔梗」。素晴らしい、これならもう間違えないぞ!(女性が本当に可憐かどうかは別として)


んもう〜、お化粧の乗りは悪いし、この小皺、気になるわぁ、もう歳ね。と紫陽花も独り言。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_06

じっと見つめなければ判りませんがね。


ありゃ。柏葉アジサイも花が刈られてしまいました。終わったんですね。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_07


金糸梅 (キンシバイ)って、何処にでもある花なんですが、でも綺麗ですね。結構長持ち。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_08


墨田の花火です。こないだ連れに「七段花」と教えてしまったかも。花(装飾花)だけ見ると似てます。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_09

でも、もう最後ですね。


先週から見事でしたが、宝蔵の奥の山法師が見事です。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_10


その向かい側なんですが。これ、何でしょう?

東慶寺の紫陽花と菖蒲_11


岩たばこは本当にもう終わり。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_12


さて、本日の目的地、花菖蒲のお茶席です。少なくなりましたね。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_13

ここの係の方が初日に、「今年の花菖蒲はいつもより1週間は早いので、21日まで保つかどうか」とおっしゃっていましたが。土日の単位で言えば、本当に今日が最後でしょうね。


こちらが、立礼(りゅうれい)式のお茶室。今日は変わった机の配置ですね。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_14


こちらから見る花菖蒲はまた格別。梅の頃も格別ですけどね。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_15

だからその2つのシーズン中だけ、ここは一般の参拝者も入れるお茶屋さんになります。


確かに少なくはなりましたが、でも良い眺めでしょ。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_16


今日はお乾菓子で。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_17

まるでスタジオ撮影のようなライティング。素晴らしい!(と自画自賛)
実は雨よけのビニールの袋の中でストロボを炊いたので、美味い具合に光が拡散したんですね。


お茶室の前室。腰掛け待合いからの景色です。この景色もこのお茶室の魅力のひとつです。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_18

まあ、私にとってのですが。


そして東慶寺においとまを。というこの門。私は「山門」といつも呼んでいるんですが、本当は「看門」と言うんだそうです。他所ではあまり聞きませんねぇ。

東慶寺の紫陽花と菖蒲_19


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