鎌倉の菖蒲と紫陽花 東慶寺の花菖蒲も終りに 2009.6.21 |
雨です。でも東慶寺のお茶室公開(お茶屋さんの営業とも)も今年最後の日となれば、ご挨拶に伺わねばなりません。 というと、またどっかから「ふ〜ん、貴方の場合は遊びも義務なの?」と突っ込みが入りそうですが。 石段の途中の紫陽花も見事に。というか色が深くなってきましたね。 定点観測紫陽花はとうとう雨で二房ともうなだれてしまいました。 あの鐘楼前の、赤くなった額アジサイはもう刈られてしまって。 でもその隣には・・・、竜胆だっけ? いや、桔梗か。 よく迷います。でも良いことに気がつきました。 んもう〜、お化粧の乗りは悪いし、この小皺、気になるわぁ、もう歳ね。と紫陽花も独り言。 じっと見つめなければ判りませんがね。 ありゃ。柏葉アジサイも花が刈られてしまいました。終わったんですね。 金糸梅 (キンシバイ)って、何処にでもある花なんですが、でも綺麗ですね。結構長持ち。 墨田の花火です。こないだ連れに「七段花」と教えてしまったかも。花(装飾花)だけ見ると似てます。 でも、もう最後ですね。 先週から見事でしたが、宝蔵の奥の山法師が見事です。 その向かい側なんですが。これ、何でしょう? 岩たばこは本当にもう終わり。 さて、本日の目的地、花菖蒲のお茶席です。少なくなりましたね。 ここの係の方が初日に、「今年の花菖蒲はいつもより1週間は早いので、21日まで保つかどうか」とおっしゃっていましたが。土日の単位で言えば、本当に今日が最後でしょうね。 こちらが、立礼(りゅうれい)式のお茶室。今日は変わった机の配置ですね。 こちらから見る花菖蒲はまた格別。梅の頃も格別ですけどね。 だからその2つのシーズン中だけ、ここは一般の参拝者も入れるお茶屋さんになります。 確かに少なくはなりましたが、でも良い眺めでしょ。 今日はお乾菓子で。 まるでスタジオ撮影のようなライティング。素晴らしい!(と自画自賛) お茶室の前室。腰掛け待合いからの景色です。この景色もこのお茶室の魅力のひとつです。 まあ、私にとってのですが。 そして東慶寺においとまを。というこの門。私は「山門」といつも呼んでいるんですが、本当は「看門」と言うんだそうです。他所ではあまり聞きませんねぇ。 他の季節は北鎌倉・東慶寺 indexからどうぞ |