円覚寺・龍隠庵の鎌倉巡空　円覚寺・宝物風入と舎利殿　秋の円覚寺・黄梅院

久しぶりの円覚寺です。前は相変わらず良く通るのですが。今日は宝物風入がそろそろでは、とやってきたら、ドンピシャ。

円覚寺は広いのでいつも２Pか３Pになってしまいます。

総門

総門です。あと1ヶ月もしたらここの紅葉は真っ盛りでしょうね。でもまだ青々と。

山門

あちらが山門。

総門と山門が別にある場合には総門は実質的・物理的な門で、山門は精神的な門と言っても良いかも。三門とも言って、三解脱門（空・無相・無願）を象徴し、諸々の執着を取り払い娑婆世界を断ち切って、清淨な気持ちで佛殿にお参りをすると言う意味を込めた門だそうです。

多分この二階にはいろんな仏像が安置されているのでしょう。

居士林

この居士林の門も好きなんです。中に入ったことはありませんが。入れないことは無いんですがね。

でも、入ったらまじめに座禅をしなければなりません。

選仏場と居士林の間を入っていくと龍隠庵があります。振り返ると・・・

紅葉はまだですが、なんか秋めいた風情が。

龍隠庵

まあ「秋めいた風情」と言ってもそりゃそうですよね、今日からもう11月なんですから。

ん？　何かやってる。

んま！　誰ですか、こんなに散らかして。ちゃんとお掃除しないと・・・

と思ったら、様子がおかしい・・・。こ、これが展示なのか！

普段は法事などで使っているお座敷に上がれました。そこから見ると。まあ、綺麗。

器が作品なんじゃなくて、この景色が作品みたいです。

でもオブジェクトもオブジェも昔から苦手で。

ところで私がここ龍隠庵に上がってきた理由はこれ。

ここからの円覚寺の光景なんです。良いですよ。

下りてきたらこんな看板が。居士林に気が取られて気づかなかった。
家に帰ったら、お袋に「今は鎌倉でなんか面白いことやってるらしいねぇ、それで行ったの？」と。
「うん、円覚寺の宝物風入があったんだ」と言ったら、首をかしげて新聞の切り抜きを見せるではないですか。なんじゃ？　と思ったら、この「鎌倉巡空」の記事が。

そう言えば前にも宝物風入のときに龍隠庵では展示をしていたなぁ、いつだっけ？
ああ、これこれ。「灯りとひびき展」。

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