鎌倉の秋 2010.11.16      浄智寺の柿と杜鵑草

浄智寺は最近ご無沙汰でした。引っ越したせいもあるけど。

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鐘楼門です。飛騨高山の国分寺にも鐘楼門はありましたが、それ以外では見たことがありません。

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この鐘楼門は四年前に建て替えたのですが、昔の鐘楼門の最後の写真も同じようなアングルだったような。

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あっ、ちょっとだけ違うか。


奥の方には古い五輪塔や石仏が。石仏で字の読めるものは、ここに限らず 享保年間のものが多い気がします。徳川の八代将軍吉宗の頃ですが、享保の大飢饉が有名ですね。その関係でしょうか。真偽のほどはわかりませんが『徳川実紀』によれば餓死者969,900人とか。

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方丈の入口脇の庭に杜鵑草が。

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東慶寺の杜鵑に似ているんですが、なんか色が濃いい。

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光のかげんかとも思ったのですが、こうして撮してもやっぱり色が違いますよね。

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この色は初めて見た。杜鵑草にも色々あるんですね。


処で、この時期の浄智寺に欠かせないものがひとつ。

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この門の脇の渋柿。見事に色づいていました。
なんかここの柿を見ると、今更ながら「秋だなぁ」と感じるんですよね。

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