鎌倉の秋 2010.11.16 明月院の紅葉の始まり |
浄智寺から向かったのは明月院への小径です。う〜ん、ここも紅葉が始まっていますね。 あとちょっとでここは本当に見事になります。 こちらは紅葉でなくて黄葉。葉祥明さんのリラ館です。7年前に建物の中の売店までは入ったことがあります。 大人600円、子供300円。親子三人で1500円もするんで、売店部分から奥には入りませんでしたが。 さて、いよいよ明月院です。紅葉はまだまだ・・・と思うのはちょっと気が早すぎ。 本日の目的は此処。禅興寺跡の北条時頼廟の脇にあるお茶屋さんの紅葉です。 見事でしょう。北鎌倉ではここが一番早くに盛りになるんじゃないかな。 他の紅葉が追いつく頃には枯れ出してしまうんですが。でも何ででしょうね? 種類が違うんでしょうか。 そう言えば、円覚寺の方丈裏のあの早い紅葉(もみじ)と同じ葉っぱのような。 お次は本堂後庭の紅葉偵察です。こちらが山門。現在は旧禅興寺跡も含んで明月院ですが、禅興寺の塔頭だった頃の明月院はここから先だったはずです。 その山門にはいつも挿花が。これは何の実でしょう。左側の実は堅いのですが、右側は触れてみるとプニュプニュして食べられそう。 いや、食べませんでしたが。 山門を潜って右側で紅葉しているこの木は平家物語で有名な沙羅双樹です。本当は沙羅双樹ってこの木ではないらしいのですがね。でも日本ではこの木を沙羅双樹と呼んでいます。 さて、お約束の丸窓から覗くと・・・、おお、しっかり紅葉が始まっています。去年のこの時期よりも今年は少し早いみたい。 この調子なら27日には公開されているな。もしかしたら23日から? どうでしょうね。 本堂の左手に見える茅葺きの屋根は宗猷堂(開山堂・そうゆうどう)で、開山密室守厳の木像が安置されています。 そこから右へ折り返すと・・・、げっ、また通行禁止になっている。何年前だったかなぁ、この右手の崖が崩れて、自動車ぐらいな大岩が落ちたあと通行禁止になったんですが、今年になってからかなぁ、再び通れるようになっていたんですけど。 う〜、この先から見る紅葉が見事なのに・・・。(泣) 本堂からの帰り道には蝋梅が。ここは東慶寺よりも進んでいますね。蕾も大きい。 この木は確か素心蝋梅だったと思います。私は蝋梅よりも素心蝋梅の方が好きですね。 ところで、この赤い実はなんでしょう。けっこう綺麗でした。 他の季節は北鎌倉・明月院 indexからどうぞ |