さて、円覚寺は早々に切り上げて明月院への小径です。線路脇からすぐの処ですが、ここの紅葉も綺麗です。

橋を渡って、人様の門前からパチリ。

先に進んで、振り返ってパチリ。ここも先週とはうって変わってですね。

さて、いよいよ明月院の門前です。

門の脇には「本朝十刹第一位禅興仰聖禅寺跡」と。禅興仰聖禅寺って何？　と思われるかもしれませんが、禅興寺のことです。円覚寺も正確には「瑞鹿山円覚興聖禅寺」なんて云います。禅興寺のことは先週の明月院ページに書きましたね。元は最明寺でそれが禅興寺になって、明月院はその禅興寺の塔頭と。

「本朝十刹」って何？　というのは、元々は中国での国家による禅宗の保護・統制の制度に「五山十刹制度」というのがあったんです。室町時代に日本でもそれを真似て、足利義満が京都南禅寺を頂点としてその下に京都と関東に「五山」「十刹」「諸山」を定めたんだそうです。その「十刹」の中の第一位ですから、鎌倉五山の次ぎの6番目ということになりますね。

中に入ってみると先週とは打って変わってこの紅葉。

問題のあの紅葉は？　うっ、もう少し残っているかと思っていたんですが、完全に終わっていました。

先週、右隣の紅葉から延焼が始まっていたこちらの木が只今炎上中。

更に北条時頼廟を挟んだこちら側に燃え移ろうとしているではありませんか。

すると来週はこのモミジが炎上？　その前に枯れなければよいのですが。

さて、本堂の方へ行ってみましょう。

本日の山門のお花は？

あっ、もう実になってしまっていました。(。_・☆＼ ベキバキ

でも、カラスウリが綺麗ですね。

本堂の丸窓から後庭を覗こうとすると、あっ、笊が出ている。見たのは何年ぶりかしら。

後庭は実は今日から公開なんです。だから親父の見舞いもほったらかして来た訳で。

あっ、ちゃんと散歩に行ける時間には病院に戻りますので、許してください。(^_^;)

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