2014.12.03 明月院の紅葉は終盤に |
山下敦弘監督の『天然コケッコー』で最優秀新人賞をとった夏帆さんのその後の出演作を追っていたら嫌な映画を見てしまいました。『パズル』です、という話は後にして。
そしてそのアプローチで必ず登場するのがここの紅葉。 逆光で撮るとこの美しさ。 見上げてもほら♪
しかし明月院の門前は冬ですねぇ。陽当たりのせいなんですが。 総門の上の紅葉ももう散ってしまっていました。 禅興寺跡の北条時頼廟の紅葉は終わりかけながらなんとか間に合った。 先週は見事だったでしょうね〜。 そういうときは見事なアングルだけをアップで。 上を見上げると、陽の当たるところではこんなに紅葉。 まあ、陽の当たらないところはこうなんですが。
さてと、 禅興寺跡から元々の明月院の方に行ってみましょう。 あちらに見える門が元々の明月院です。 明月院は元々は禅興寺の塔頭だったので。 紅葉(もみじ)でない紅葉(こうよう)その1 紅葉(もみじ)でない紅葉(こうよう)その2
お約束の山門の挿し花。これを見るのも楽しみのひとつ。
そして本堂脇の丸窓もお約束。おっ、まだ公開中ですね。 見事な間だけということは毎年公開期間が変わるということです。紅葉が全然ダメで公開されなかった年も。 後庭には本堂の脇から。別途料金500円のおかげで中は混まずにゆっくりと楽しめます。
ところで冒頭の『パズル』の話。「嫌な映画」というのは夏帆に掛かっている訳ではありません。ただこの映画での事件というか事故というかをたまたま知っていたんです。監督の名前も憶えていなかなかったし、あれは『先生を流産させる会』撮影時の出来事と勘違いしていたので不意を突かれました。映画としては「嫌な映画」というだけで「凄い映画」とは思いません。映像の残虐性なら園子温の方が上でしょう。園子温監督の『紀子の食卓』で吹石一恵、つぐみ、吉高由里子らが見せた凄みは夏帆からも佐々木心音からも引き出せてはいません。 あのDVDで私のメンタルヘルスはかなり悪化しましたが、そのあと夏帆主演のドラマ『オトメン(乙男)』のDVDで回復しました。態とらしいばかばかしさが笑える(良い意味で)。夏帆のほかに桐谷美玲や武井咲も出ていて私的にはラッキー♪ 武井咲は初めてのテレビドラマでこのとき15歳。でもしっかりした演技をしていました。やっぱりこの子すごいわ。 他の季節は北鎌倉・明月院 index からどうぞ |