常葉殿調査 巻弐  大仏切通の下向編     2015.12.06  

12:47
大仏切通の取り付きは長い階段です。
もっともこんなことになったのはトンネルの出口を掘り下げた為だと思いますが。

常葉殿現地調査報告_01.jpg

「これどっち?」と執権奥様。

常葉殿現地調査報告_02.jpg


「まだ続くのか〜」と呆然と上を見上げる公方。上の写真の上の方にちっちゃく白いものが見えるでしょ。あれが下の写真の公方の左側の看板です。つまり延々と続く。

常葉殿現地調査報告_03.jpg

12:52
私的にはここが大仏切通のスタート地点。

常葉殿現地調査報告_04.jpg


何故かと云うと、2004年の5月にここで小休止してから気を引き締めて突入したので。

 

でもこの激斜面が無い。あれ? 

階段が出来ていました。つまんねえの!フキフキ "A^^;


常葉殿現地調査報告_05.jpg

「これどっち?」「左だよ左!」

常葉殿現地調査報告_06.jpg


こちらが公方行幸の地に大仏切通を命じた執権奥様です。執権の奥様ではありません。
執権が奥様なのです。職権を乱用し、念願の大仏切通にこれてニコニコ顔。

常葉殿現地調査報告_07.jpg

あっ、俺にカメラを向けた。あんた肖像権てもんを知らんのか。(世間の声:お前が言うか!)

常葉殿現地調査報告_08.jpg

妨害電磁波発射! ふっふっふ、これでわしの素顔は判らなくなっただろう。

常葉殿現地調査報告_09.jpg

だけどさ〜、もっとスマートにカッコよく撮ってよ。これじゃぁ、ずんぐりむっくりな熊みたいじゃない。
奥様談;「無茶言わないでよ! 素材の悪さは誤魔化しきれないわよ!」

 

常葉殿現地調査報告_10.jpg

12:59
おお、実に「切通し!」って風景が♪ 
でもこう掘り下げたのは鎌倉時代じゃなくて明治時代なんだけどね。

常葉殿現地調査報告_11.jpg

13:01
公方談:「何でインバネス着てこんなとこ歩かなきゃなんないんだよ」
わし:「知らないよ。唆されて乗っちゃったあんたが悪いんでしょ。人のせいにすんじゃないの♪」

常葉殿現地調査報告_12.jpg

悪の秘密組織さんの独り言:「世の中には俺達を上回る悪人も居るんだなぁ〜。」

 

常葉殿現地調査報告_13.jpg

 

常葉殿現地調査報告_14.jpg


あの二人、何を指さしてるんだろう? えっ?

常葉殿現地調査報告_15.jpg

「岩を削ったような跡が横にすーっとついているのを二人して興味津々になっていたの図です〜♪」 だって。気がつかなかった。それは本当に削岩したときのものでしょう。朝比奈切通にもあります。

連署が「奉行、これもやぐら?」とボケをかましてくれます。「ちがわい!」

常葉殿現地調査報告_16.jpg


13:03
おっ、そこそこな斜面が。そこそこ急なので今日初めて細引きを出しました。
せっかく長目を買ったんだから使わなくちゃ。

常葉殿現地調査報告_17.jpg

それをおじょうちゃんの腕に巻き付けて、これで滑っても下までは落ちない。泥だらけにはなっても怪我はしない。「滑れ!」と念力を送ったんですが、残念ながら細引の救命効果は確認出来ませんでした。チェッ。

13:05
やぐらが見えてきました。この先で切通は終わり下界に出ます。

常葉殿現地調査報告_18.jpg