2016.04.24 東京国立博物館の家屋文鏡 |
本日のもうひとつの目的は家屋文鏡です。本館から平成館の方に行くと考古展示室が。
これが家屋文鏡。16日にこれを見つけたときは感無量でしたね。ここにあるのはレプリカですがそれでも見るのは初めて。 建築史の本の挿絵では何度も見ているんですが。 そしてこの家形埴輪。 庭園の桧皮葺は残念でしたが、これで目的の半分は達成しました。 こちらは釈迦堂切通の南側の個人宅より出土した青磁の鉢。出土と云っても発掘した訳ではなく、確か庭師が埋もれていたのを見つけたんだったじゃなかったかな? 北条時政の名越亭ではないかとも噂されましたが、何の根拠もありません。 手前左は南北朝時代、1369年の骨壺。 右は鎌倉時代末期、1328年の宝篋印塔形骨臓器。 そして板碑。 関東、それもほとんどは武蔵国に分布しています。素材の関係ですかね?
流石に疲れてきたのでコーヒーを飲みに行きました。 ふと見ると、みんなあそこで写真を撮っている。なんだ? 近づいてみると。あれ? 背景の絵に湖畔の女性が描いてない。 館内放送で、今日は6時まで見られるというのでもう一度展示室へ。 ここを通るのは二回目。この雰囲気好きだなぁ。 ヴィンチェンツォ・ラグーザの「日本婦人像」。これも好き。ラグーザはイタリアから招かれて東京芸大の前身の前身、工部美術学校で教えた彫刻家です。奥さんは20歳年下の日本人女性の画家。この像のモデルは奥さんの清原多代かなぁと思ったら違うという説が。 その方によると元々胸は出ていなかったとか。えっ? と思ったら前襟、襟首、襷の結び目等も別に作って貼り付けてあり、左胸も襟で覆われていたのが接着が外れて壊れたかで無くなってしまったと。ブロンズで接着? 割れる? と思ったらブロンズになったのは比較的最近で、長い間石膏のままだったらしいです。剥がれたり割れたりしたのはその頃の話? う〜ん。 教科書にも出てきた山水画の代表選手。 違うかなぁ。 前にも撮ってます。と思ってカメラの比較画像のつもりだったんだけど、違うかも、違うわ。 これは娘と来たときに娘に頼まれて撮りました。 今その頃の画像を見返してるんですが。う〜ん、10年前のデジタル一眼でも色は悪くないなぁ〜。というか、感度3200、シャッタースピード1/8s、f5.6 で撮ってるぜ。上下の写真は感度6400、シャッタースピード1/50s、f3.5。カメラは高性能化したけど、腕は落ちてずぼらになった? お帰りは5時46分。 京博、奈良博も時間延長があるのかな? 古建築撮影は遅くても4時だからその後博物館。奈良博金曜7時までなら移動時間を引いても2時間強は見られますね。京博は6時までか〜。 でミラーレス一眼Nikon 1 V3 プレミアムキットの使用感はというと、
最大の問題点はバッテリーだけど「ガシガシ撮るぞ!」というときは元々普通の一眼レフのつもりなので、元々の目的、撮影目的でないお出かけ時にはこれで十分。 |