鎌倉一揆 2017.10.07  久しぶりな竹寺・報国寺

執権奥様の艶姿で御座います。

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悪の秘密組織さんの声:だから拡散させちゃダメだって!

がそのあと大変な事件が。
みんなに道を譲って、最後の某お嬢にもと思ったら突然後ろからドンと押すではありませんか。
「わっ、何をする! 年寄りに転倒は命取りと多部未華子が言ってたぞ! (by,あやしい彼女) 
死んだらどうするんだ。虐待だ!老人虐待だ! 民生委員さ〜ん!」


本堂まではタダで入れるんですが、こっちに入るには200円の拝観料が。

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ここで後ろから突然
「わー、凄い!」
とすっとんきょな歓声が。
「は〜? だからここは竹寺って言われるんじゃないか。お前はご先祖様の寺もしらんのか。」
「だって鎌倉は1回しか来たことないもん」と。

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嗚呼、最近の女子大生って、この国はこの先どうなってしまうのでありましょうか。(ため息) 


あっ、邪魔! あんたは三歩後ろに居なさい。撮られたくないんでしょ!

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宝戒寺で全滅だった曼珠沙華を見つけました。白でなくてオレンジですが。
そうしたら三歩後ろから
「あれは曼珠沙華じゃないよ。別の名があるよ」と。

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まさかあの「山茱萸の木」の看板をオレンジの花の名と思った?
鎌倉のしらなさ加減から察するにあり得ることで御座います。(世間の声:うんうん。)

ちなみに山茱萸(さんしゅゆ)の木は鎌倉の禅寺には必ずあります。実が薬になるからです。


やぐらです。某お嬢に
「ほら、あんたがだ〜い好きな人の祖父さんのお墓だよ」
と説明したら、竹御所にウケました。あれ? 竹御所が好きなのは誰だっけ。

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このときそのお爺さんのことを「家持だっけ、持家だっけ?」と云ったら、
パンチラ公方が「なにボケかましてんだよ、足利家時でしょが」と。

ふん、古文書にしたら見分けはつかんわい。それに笑いを取ろうとわざと云ってるのがわかんないの? タダヨシをナオヨシと云うのも、直義を貞義と書くのもそのためだよ! 
困るなぁお笑いのセンスの無い人は。

世間の声:どさくさまぎれに自分の間違いを全部チャラにしようって?

などと云いながら振り返るとお着物な可愛いお嬢さんが二人。
某お嬢に
「女の子の着物姿って良いねぇ♪」
と云ったら、「でもガラがちょっと」などと判ったようなことを申します。
「いや、それはレンタル衣装のお値段が高くなるので」
と小声で耳打ちしたのに大きな声で
「あはははは、いわたさんが一番非道いこと云ってる♪」
こ、声がデカイ!(冷汗)

この灯籠も某お嬢はお気にめしたようす。

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向こうにカメラを構えたカレシがいるんでしょうか? リア充め!

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あの奥がお茶屋さんです。でもここでは入りません。今日お抹茶を頂く処は決まっています。

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そう云えばやぐらの脇の岩壁を見て
「この光景、教科書で見たことある!」と。
え〜、鎌倉にはこんんな光景は何処にでもあるよ。何云ってんの? 
とそのときは思ったのですが、後で思い出しました。
友人のジェイ君(親子ほど歳は違うけど)も昔そんなことを云ってた。ほんとなのかね?


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この石仏もとっても良い感じなんだけど、今日は光線のぐあいと人多すぎで無理です。

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私だけ二周して通り損ねた小径から灯籠を。

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心静かにゲイジュツ写真で御座います。詫び寂びで御座いますねぇ。

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出てきたらみんなは五輪塔団地のところに。

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執権奥様が竹藪に入る前に「新田義貞の碑があったはず」と云っていたんです。

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正解は新田義貞の鎌倉攻めの戦没者を供養したと思われる由比ヶ浜の五輪塔をここに集めましたというものだったと思いますが。

冬桜です。秋だけど。でも十月桜という名もあるんで今咲くのは正しいです。でも長い間咲いてるんだよね。東慶寺の十月桜なんて普通の桜が咲く頃まで咲いてるぜ。

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このあと山門の処で、某お嬢は瓦を見上げて「わー、足利の紋だー!」と歓声を。
「瓦に紋なんて珍しくないじゃん。北鎌倉なんてみんな北条の紋だぜ」と云ったら
「いや、北条はカタキだから」と。
「は〜? 何云ってんの? 足利が北条のカタキなんじゃないか。裏切者じゃん。
高遠さんにとっては親のカタキだぞ!」
「いや、そういう意味じゃなくて」(;^_^A アセアセ。
と某お嬢タジタジ。ざまを見ろ。

執権奥様が仲裁に入ったのですが、なんせ根は足利びいきな執権奥様、
このときだけは歯切れが悪かったです。(笑)

他の季節は報国寺(竹寺)と華頂宮邸 index からどうぞ