建築史の旅・平泉編 伽羅御所跡から学会へ 22/12/25 |
平泉の旅も最終日の25日になりました。 伽羅御所跡
大会二日目の式次第の最初は10時の記念講演から。それまでの時間に昨日断念した伽羅御所跡を見に行くことに。 こういうのを見つけました『伽羅之御所跡第22・23次発掘調査報告書』。 ここを曲がって先に進むと、 ありました。伽羅之御所跡の看板が。これしか無いんだけど、ともかくこれで伽羅之御所跡の現状も実見したことに。でもまだ記念講演までは時間があるので、昨日撮り損ねた平泉世界遺産ガイダンスセンターの展示物の撮影に。ここからは見えないけど、昨日丸一日弱歩き廻ったので方角は分かります。取りあえず右の道を真っ直ぐ。 道の水たまりには氷が。割ってみました。 あの左側にちょこっと見えるのが世界遺産ガイダンスセンターです。 世界遺産ガイダンスセンター着きました。 これは柳之御所遺跡の模型らしいいだけど、池が無いので方角が分からない。フキフキ "A^^; 鎌倉の今年の遺跡調査速報展でも見たことは有るんだけど、手前の板二枚、良くあんな薄い板が作れたなぁ〜と感心してしまいます。建築史な人には常識ですが、この時代、製材用のノコなんて無くて、丸太を割って削って作ってるんですから、 折敷の実物は初めて見た。こっちは逆に思ってたより厚い。 格子だって。奈良の寺院で見た蔀の格子よりだいぶ細いような。 下駄だ。それもあんなに高い。モデルさんのハイヒールなんかより高いでっせ。漆塗りだからお値段も高い高級品だったんでしょうね。誰が履いたんだろう。 わっ、鉄鍋ですぜ鉄鍋。 板碑ですよ板碑。 脇の小さい方は地元の石のようです。 これは昨日のページにも出した凝灰岩の毛越公葬地五輪塔です。 壁一杯のこの仏像の顔は達谷窟磨崖仏のものです。 これが実物の写真。 顔以外は風化したり剥がれたりで良く判らないと。こちらは想像図です。 これを撮ったのが9時20分ぐらい。そろそろ大会の会場に向かわねば。 |