鎌倉の秋2006.10.08  大仏次郎邸の秋の公開 

こちらが大仏次郎邸。大仏次郎氏がここにお住いだったのかと思ったらそうではなくてお住まいは小路を隔てたすぐ側にあったとか。

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ここは大正9年に建てられたもので、書斎、そして、文士仲間の交流の場として昭和27年にこの茶亭を購入し、毎年、自慢の枝垂桜の頃には多くの友人を招いての宴を開いていたそうです。


鎌倉風致保存会が昭和39年12月に発足したとき、大佛次郎氏はその設立発起人となり、また初代理事として大きな貢献をされたとか。その頃の風致保存会の会合もここで行われたりしたのでしょうか。

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今回の公開はお庭中心でした。


建物は茅葺き屋根の木造平屋建。茅葺き屋根も段々維持が難しくなっているそうで、と言うのはそもそも茅が取れなくなりつつあるとか。いや、余所で聞いた話ですが。

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縁側に直筆原稿や、万年筆、眼鏡などの遺品が展示されていました。

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こちらがお座敷です。以前には入ったこともあるのですが、しかし上に人を入れるより、こうしてお部屋そのものを見るのも良いですね。

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その隣の部屋の縁側からお庭を見たところです。この左側で出版物と一緒に鎌倉風致保存会の方達が作った梅干しを売っていました。小さな袋だったのですがひとつ100円。3つ残っていたものが私の目の前で1つ売れ、残り2つを私が買って初日で完売。

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十二所の果樹園の梅だそうです。あの果樹園も鎌倉風致保存会の方達が維持されているとは知りませんでした。朝比奈切通しの近くですね。


お庭ではお抹茶のサービスが。以前は任意な金額の寄付だったのですが、今回は300円と。「任意な金額」の方がお金が沢山集まったかも。

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緋毛氈の席の後ろ側、なかなか良いお庭です。

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2003年春の公開の様子はこちら銭洗弁天お帰り編.大仏次郎邸の中にも