鎌倉の秋2006.10.08 秋の旧華頂宮邸一般公開.1 |
今回の公開は空いていました。と言うより普段の状態にもどったと言う方が良いですね。春の2日目はテレビにでも放映されたのか凄い人でボランティアの方々はてんてこ舞いでした。 前回は照明を中心にディテールをご紹介しましたので、今度は室内の模様を中心に。 とか言う舌の根も乾かぬうちにこれかい。(笑) 玄関のホールから2階に上がる階段です。 さて、2階の続き部屋。前回良く解らなかった部屋です。 しかしこの背中側のドアが今回は開いていて・・・・ ななっ、なんと、こんなところにお風呂場が! それがまあホテルの大浴場を小さくしたような。 もっとも、華頂宮がお住いだったころのものではありませんね。鎌倉市が買い取る(?)前の持ち主が使いやすいように変えたのでしょう。シャワーやら風呂桶の蛇口は現代のものです。だもんで写真は入り口だけ。この右側のずっと奧にシャワーやら風呂桶がありました。 しかしいまだに謎は解けぬまま。ここが寝室だとしたら、ご夫婦だけでご家族は居なかったのでしょうか? それともこの部屋は湯上がりの休憩室? と思ったら、図面はと現状は違っていて、このお風呂場には入り口が2つ有ったようです。やっぱりこの部屋が寝室ですかねぇ。いや、ドアのこちら側の部屋のことですけど。 で、隣のこの部屋はクロゼットと お化粧をする部屋、あるいは夫婦で別々の寝室とか。あっ、皇族のお手本は大英帝国ですからそうかも。それなら侯爵ご夫婦の寝室には狭いんじゃぁと言う疑問は解決。よし、これに決定!(笑) ここが家長の寝室かとも迷ったのですが、上記の説?の方が可能性は高そう。いやね。このシャンデリアは寝室には合わないんですよ。それにこの部屋じゃ、ベットの配置に困るんです。 前回謎の隠し部屋と思ったベランダの左側、庭からは右側の部屋の謎は解けました。 ドアが隠してあるのではなくて、この脇の部屋はベランダからしか行かないサンルームなんですよ。こうして覗きこむと、床がタイル貼りでした。 2階には居間のようなベランダに通じる部屋が二つありますが、庭から見て左側の部屋の壁の照明です。今回は明かりはついていませんでした。 さて、また1階に降りてみましょう。
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