鎌倉の菖蒲と紫陽花 海蔵寺の花菖蒲と紫陽花 2008.6.14 |
久しぶりに海蔵寺に来ました。 ところで階段の途中の右側、ちょっと赤いものが見えません? うっすらとですけど。 あの紫陽花の下の泉が有名な底抜の井です。 まあ伝承ですが。前に調べたことがあるのですが、千代野(能)は江戸時代にまとめた高僧伝みたいな書物に、建長寺に伝わった話しとして出てくるそうです。 さっきの「階段の途中の右側、ちょっと赤いもの」がこれです。油断なりませんねぇ。 萩の花でっせ! ここ海蔵寺は萩の花で有名なんですが、でも盛りは夏のはず。 でも萩って、種類にもよるのか、そもそもなのか、結構早くに咲くものも。ちょこっとですけどね。 さて、山門の向こうは・・・ 右が本堂、その左に見えるのが仏殿。元は浄智寺にあったものをこちらに移築したものだったと思います。 ふと脇を見ると、おんや、東慶寺よりもずっと赤くなってますね。これも最初は白だったのですが。 が、こんなものはまだ「赤」とは言えません。 本家本元の「赤」というか、もう「紅」といっても良いでしょう。いや、良いのです。「紅ガク」ですから。・・・・確か。 更にその脇には・・・・、一輪だけですが桔梗が。一輪だけだと可憐ですねぇ。 あれ? ここにもあったんだ! 「恋路ヶ浜」だと思います。 これ、去年北鎌倉の古陶美術館で初めて見たつもりだったのですが、私が見過ごしていただけだったみたいで。 おんや、鎌倉蝶(黒揚羽)が。 そう言えば、海蔵寺にも花菖蒲があったんだ、忘れてました。 奥に見えるのがお玄関。このアングルはなかなか絵になるのです。特にもっと早い時間にはね。 やっぱりこの時期、菖蒲は人気もので、皆さん必ずと言ってよいほどここでシャッターを切ります。そのひとりが私なんですけど。 しかしここは白がほとんどですね。以前からそうですが。 あれ? 以前も撮っているんですが、サイトにアップしたのは今回が初めてでしょうか? さて、紫陽花に戻りまして。これは本堂の左側だったかな。それとも十六の井の小径の脇? これは確実に本堂の左側。この左側に矢倉があります。 で、その矢倉から奥庭を。さっきのお玄関の向こうにこのお庭が見えるのですが、なんせ入ったことがないので。あの奥の建物はお茶室でしょうか。良い雰囲気の建物です。 実はこの池の睡蓮がもしかして開いているんじゃないかと思ったのですが、咲いていませんでしたねぇ。去年の5月末に見つけたんですが。 他の季節は海蔵寺indexからどうぞ |