鎌倉の蓮 2008.07.20-27  本覚寺の蓮の花  

ちょいと早めの夏休みの鶴岡八幡宮の後は大町の本覚寺の蓮の花です。ん? いや、大町の近くですけど、ここまでが小町ですね。

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鎌倉時代の話しですけど。今の小町通りが何で小町を名乗るようになったのか、とっても謎です。というか、嘘つき!

瑞光蓮の7月20日

それはおいといて、本覚寺に池はありません。で、何で蓮がというとおっきな鉢が沢山あるんです。で、これが7月の20日。ほとんどは蕾で咲いているのはチラホラですね。

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7月22日

21日は鶴岡八幡宮平家池の鎌倉近代美術館で睡蓮の写真を撮っていたので、ここには来ませんでした。で、これは2日後の22日。蕾だったものがほとんど開いていました。

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7月23日

更に翌日の23日。

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鎌倉ではここでしか見たことがない、ほんのりと紅を指した蓮の花です。なんて言うんでしょう。酔妃蓮? それとも瑞光蓮? 似たようなのが沢山出てるんで良くわかりません。

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瑞光蓮てことにしておきますか。(ていいかげんな)

7月24日

24日にはかなり咲き始めましたが・・・・

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7月25日

その翌日には散ったあとも目立つように。

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7月26日

かなり散りましたね。

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7月27日

と言っても終わった訳ではありません。まだまだ蕾は出てきます。

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ところで、何日目だったか、24〜25日ぐらいかな? 山門を潜って事務所?の脇を通ったら事務所の方から「おはよう御座いま〜す」と声が。いや、訳もわからず一応そっちの方に「おはよう御座います」と返したら、「早いじゃない」と。
はぁ〜? よく見ると「おおくに」のおやじさんじゃありませんか。
「なにこんなとこで油を売ってんの?」と言ってやったら「ちゃうわい 納品だい」だって。(笑)

それは良いのですが、おやじさん、お寺の受付の人に「この人ねぇ、鎌倉の人間より鎌倉のこと詳しいんだぜ」だって。「北鎌倉だって鎌倉じゃん」と言ってやったら、お寺のおばさんまでが笑いながら、「う〜ん、あたしらの年代だと、北鎌倉は鎌倉じゃないわよねぇ」だって。
「鎌倉市になる前の鎌倉町と大船町のことでしょ? しらないよ〜、そんな頃まだこっちには住んでなかったもん。」「なんだぁ、そうだったんだぁ」でまた三人で大笑い。

天上蓮?の7月20日

誠蓮か天上蓮か。はたまた紅万々か。天上蓮(てんじょうれん)あたりでしょうか? お寺が好きそう。浄土宗の光明寺にあるしねぇ。

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で、上の花が、下の写真では右端の紅蓮です。

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7月22日

ところが2日後にはもうほとんど最後の姿・・・、まてよ。3日目だよねぇ。鶴岡八幡宮の蓮よりながもちではありませんか!

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7月23日

4日目には流石に散っていましたが、幸いなことに近くに次ぎの蕾が。右端の弾けそうな蕾にご注目。

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7月24日

翌朝には見事に開花していました。開花1日目。

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7月25日

開花2日目。少しづつ色が薄くなってきましたね。

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7月26日

開花3日目。更に色は薄くなり、如何にも力尽きたって感じではあるんですが、でも花びらは落ちていません。う〜ん、確実に鶴岡八幡宮の蓮より長持。鶴岡八幡宮の蓮の花は花びらが大きいからですかね?

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その向こう側には如何にも今日が1日目という紅蓮が。

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7月27日

2日目もまだ重文に見せてくれます。でもやっぱり1日目とは違いますね。どちらが良いかというと、どちらも捨てがたい。

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白蓮

ところで、本覚寺にも普通の白蓮があります。本当は何が普通なのか知らないんですが、鎌倉の人間にとっては鶴岡八幡宮の蓮が基本でしょう。

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と思ったら、これちょっと違うかも。僅かに花びらの先が色づいているような。

紅蓮

するとこちらも鶴岡八幡宮の紅蓮とは種類が違うんですかね。

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