鎌倉の蓮 2009.09.13 夏の終りの鶴岡八幡宮 |
巨福呂坂を下っていくと、鶴岡八幡宮の裏階段が。たまにはこちらから行ってみましょう。 階段を上がっていくと・・・、おや? 鶴岡八幡宮の鳥居ってちっちゃいのね。 あれれ、ちっちゃいけどあんなに沢山。もしかしてこれは佐助稲荷なんでしょうか? なわきゃねえだろ! ちゃんと丸山稲荷社って旗に書いてあるだろ。とボケツコミ。(笑) 鶴岡八幡宮本殿の西側の小山の上にあるこの丸山稲荷社。実は鶴岡八幡宮よりも歴史は古く、頼朝が今の位置に本殿を造ったときに、そこに昔からあった地主神のお社にちょこっとどいてもらったという、由緒あるお社なんで御座います。 あんまり偉そうな由来じゃないって? でもこのお社の建物は室町時代中期で、鎌倉に残る神社のなかで 最古のもの。国の重要文化財なんですよ、凄いでしょ。 で、その地主神に「おい、ちょっとどけ!」と席を譲らせて、どっかりと座ったのがこの鶴岡八幡宮で御座います。地主神よりは八幡神の方が偉いもんね。 中に入ってみると、おや? なんか見たことあるものが。明後日の15日から例大祭。その15日の神輿祭(神幸祭)の行列に使うものですね。 あっ、弓箭も。弓箭(きゅうせん)て、平たく言えば弓矢です。 今日はめずらしく、右側(東側)の扉から外へ。 ほんで、いつもは登ってくる大石段を下ります。 源氏池も蓮の花はとっくに終わってます。 流鏑馬道には埒(らち)が張られていました。16日にここで流鏑馬神事が。例大祭の流鏑馬神事は小笠原流一門が執り行います。 他の季節は北鎌倉・鶴岡八幡宮 indexからどうぞ |