2023.01.20 ぼかし2種作成記 |
昨日は寒くてさぼりましたが、今日は暖かなのでぼかし作りを。それも2種類です。 納豆菌で燻譚ぼかし燻譚ぼかしは今まで2回作っているのですが、前回分をそろそろ使いたいので。 米糠10リットルに籾殻燻譚も10リットル。あと油粕を1リットルを混ぜて上記の水分と菌を投入。 水分の最終調整は木酢液の200倍希釈液で。水分は握って団子が出来るぐらい。 出来上がったものを土嚢袋へ詰めます。 こちらは7時間後の夜11時、廊下の室温10度で16度。麹菌の活性域には達しています。 1/21(1日目) 午前11時 室温10度で20度、順調。午後9時には44度。順調に発酵中です。 二品目・はんぺんぼかし二品目ははんぺんぼかしです。近所の雑木林でいわゆるはんぺんを見つけて採種してきました。 これです。あの白さをはんぺんとは言い得て妙。 でも一緒に糸状菌の白色腐朽菌も居ます。つまり放線菌だけのコロニーではなくて、放線菌とか糸状菌の中の白色腐朽菌とか、ある環境が大好きな細菌類が共生するコロニーなんでしょう。ここに有った木の枝は指で潰すと潰れました。なので白色腐朽菌もこのはんぺん周辺の主役のひとつでしょう。勿論潰した枝も持って帰りました。菌ちゃん先生の言う糸状↓菌も見えてるし。 このバケツを覗き込んでいるときに通りがかった小学生の男の子が「それな〜に?」と。 同じ林で以前にも土を持って帰ったことが。モグラが掘り起こしたような土と枯れ葉や腐蝕した枝の下の土ですが。ものは試しと米糠を混ぜて放置していたら、数日後に温かくなっている。ならばと米糠と籾殻燻譚を加えて作ったぼかしが土嚢袋にひとつ。 今回採取したものもその以前の土ぼかしに米糠と籾殻燻譚をまた6リットルづつ加え、 6時間後の夜10時に廊下の室温11度なのにもう35度。もちろんベースとした土壌土着菌が活性化したのでしょうが、更に零時過ぎに室温10度なのにもう54度。土着菌てパワーがあるのね。 焚火のときの消し炭と同じですね。着火と火力上昇が早い。20年前、三浦半島で焚火をしていた頃、焚火後の消し炭を弁当箱に入れて次回の焚火着火用に持っていきました。それと同じで、種類毎に半分残して半分使い、残しものをベースに次の米糠や燻譚を混ぜて加水すれば時短でボカシが出来ると。 種類は納豆菌燻譚ボカシに土壌菌燻譚ボカシ、そしてコーヒーカスボカシ。 1/21(1日目) 午前11時 室温10度で64度、異常。上がりすぎなので切り返しで一旦は下がって、二袋に分けたのですが、午後9時にはやはり64度に戻りました。 1/22(2日目) 午後1時 室温12度で50度。午後5時 室温12度で55度。午後10時、室温9度で55度。 |