賄い家の民芸・工芸  佐助の沖縄新着展

鎌倉佐助で沖縄の焼き物の新着展が始まったので行ってきました。
実はこのお店、私の先輩の店で8月末からWEBサイトのリニューアルを手伝っていたんです。
おかげで「頼朝以前の武士と鎌倉」も更新がエンスト、セキュリティBLOGの方も「はよ更新せんかい!」と言うウイルスより恐ろしい催促書き込みが。フキフキ "A^^;

200509_100.jpg

まあ、私は壺屋には少々思い入れが。
おっと、壺屋は今となっては昔の沖縄なのですが。
と言うことで

マカイ編

室内光ですと冒頭の屋外でもものとはちょっと雰囲気も変わって・・・

200509_101.jpg

壺屋の頃からの伝統的な模様ですね。どうしても昔のものとは違いますが、これらの品物は比較的昔の沖縄の焼物の雰囲気を伝えてくれています。

200509_102.jpg


釘絵のマカイです。良い色合いに焼き上がっています。

200509_103.jpg

こちらはお皿たち

200509_104.jpg


 予告編の屋外撮影 とはだいぶ感じが違いますが、あの白いお皿です。

200509_105.jpg

しかし、イッチンて沖縄にあっただろうか?
と言うことで国立博物館へ、って改めて行った訳じゃなくて昔の画像ですが。

200509_1051.jpg

う〜ん、有るには有りますが、少し違うような気も。後で聞いたのですがやっぱり筒書きの様に絵を描き始めたのは金城次郎さんからのようです。
ところでこの3本の足。大昔、置くところ(井まではテーブル)がちゃんと平でなかったことの名残でしょうか?

と言うことで土瓶編

200509_107.jpg

素っ気ないと言えばそれまでですが、この土瓶の丸み、注ぎ口の形もなかなか力強いです。
ただし、昔のものは注ぎ口がもう少しシャープですね。
もっとも国立博物館のものは、島津の殿様に納めたいわば官窯ものですから「これが沖縄!」と言い切る訳にもいかないのですが。

200509_108.jpg

200509_109.jpg

右はなにやら黒薩摩のようですが・・・
琉球は江戸時代には薩摩藩の支配地でしたのでその影響でしょうか? 
左は蚊取り線香を入れる? ユーモラスで楽しくなります。

おまけ

200509_110.jpg

こういうザルでみんなの前に出して、それぞれ好きなぐい飲みを選び、
瑞泉のくーす(古酒)のお湯割りを飲むなんて楽しでしょうね。
同じようでいて形も色合いも模様も少しづつ違います。