銭洗弁天お帰り編.1   段葛のこ寿々

さて、おさらぎ次郎邸を出て更に先、黒塀に沿って道を進み、それhが途切れたちょっと先あたりで右に段葛の通り、若宮大路が見えます。

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その若宮大路を左、鶴ヶ岡八幡と逆の方向に歩いていくと、「こ寿々」があります。古い作りの雰囲気のあるお店ですから直ぐに判ります。不安なら信号の処と覚えておけばよろしい。

でもこのお店、建物の雰囲気からそれこそ代々伝わるお蕎麦屋さんかと思ったら、そうでは無いようですね。「最初は北鎌倉の近為さんの一角を間借りしてお店を始め、その後、段葛にお店を開いて・・・」 へぇ〜。 
ん? エエー! 北鎌倉の「近為」ってそんなに昔っからあったの? しらなんだ、あそこでお漬物を買いだしたのはつい最近。「こ寿々」の方が何倍も前から通っていた。フキフキ "A^^;


でもお昼時はこんなに並んでいます。

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それはともかく、こちらのお店はお味も雰囲気も私は好きです。
難点があるとすれば、お昼どきはもう人が並んで入れないこと。最近煙草が吸えなくなったこと。お腹一杯にはならないこと、ですかね。
大盛りはありません。こういうお店は大抵そうですが。だもんで自転車で三浦半島の方に走りに行った帰り、夕方直前に良く行きます。
お昼を食べに行くのは「竹の家」ですね。今回のコースでは通りませんが。

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他にも美味しいお店はあるのでしょうが、私はこの「こ寿々」と「竹の家」の二件だけで十分に満足しています。それぞれ性格が違います。


最近よく注文するのは「辛味おろしそば」と「焼酎の蕎麦湯割」なんですが・・・

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この「こ寿々そば」も美味しいです。噛むほどに「あっ三つ葉だ」「あっ紫蘇だ」と変化も面白い。いや、具ですけどね。柚子もなかなか。

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食べちゃいました。
蕎麦湯は普通木の塗り物で出てくるのがお約束みたいになっていますが、こちらではこうした素焼き?の土瓶です。何処のものだか判りませんがなんか嬉しいですね。

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あと、蕨餅もこちらの名物で、北鎌倉の「近為」でも売っています。と思ったらけっこうあっちこっちで、「こ寿々の蕨餅」と出ていますね。鎌倉で蕨餅を買うともしかするとみんな「こ寿々の蕨餅」かもしれません。実際美味しいです。

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