2006.02.04 御前崎お泊まりツーリング.e2 |
邪援軍Real Healthさんの自転車メーカーの長老も邪軍の応援に参戦してくださいました。 あ、そうそうこのページを見た私の知人の奥様が、「畳の座敷に自転車なんて」と呆れていましたが、家庭のママチャリとは違ってこの方達の自転車はピッカピカ、おまけに宿に入れるときに雑巾でタイヤを洗っています。私も最初は「え〜?」と思いましたが。 フロントバックもこれぐらいのランチボックスなら走行性能を損なうことはありますまい。 しかしこの取り付けがなかなか工夫のたまものなんで御座いますよ。 このフレーム、チューブの接合がラグなのですが、蝋付けではなくてはめ込み叩き込みみたいな感じです。 チューブが広がっているのが解ります? 私は最初チタンなのかと思いましたが、ビチューのアルミの様です。フランスの高名な工房ロジェーロッシュ。参考品として手に入れてきたとか。 細山さんのロ系邪車細山さんは言わずと知れた細山製作所のビルダーさんですが、UGOレーシングも主催なさってガンガン走っておられます。HIDEさんや まる
むさんもメンバーですね。で、この自転車で神奈川県の東林間から御前崎まで自走で走ってきたそうです。この人達にはお近づきになりたくない。(笑) そんで後ろ三角と前ホークをご自分で作って組み合わせて、塗装も昔、自転車技術研究所の塗装ブースで自分で塗ったんだそうです。良い色ですね。東京−糸魚川とかもこれで走ったとか。 どこが「邪」なのかと言うと、エアロチューブってとことこのシートチューブのRですね。(笑) シートチューブが曲がっているのが解ります? これも昔の英国車で試行錯誤の最中に有りましたね。今野さんが2005ハンドメイド・バイシクルフェアに出品したケルビム”SFR”もそうですけど。梶原さんて方の三角のシートチューブはここまで極端ではありません。 ところで、このエアロ(楕円)チューブって、木を彫って型を作って、それで挟んでデッカイ万力みたいなもの(何て言ったか忘れた)で潰すんだそうです。 理屈では左右のねじれは起きやすいんじゃないかと思うのですが、でもまあ、体感出来るほどでは無くて実用上問題は無いんでしょう。でも縦(自転車の)方向の剛性?は明らかに増すようで細山さんも「乗り心地は固い」と言っておられました。だろうね、長い方はアルミチューブぐらいの径になりますからね。 色々手振り身振りを交えて詳しく説明していただきましたが・・・ ところでこのエアロチューブと同じような発想でシートポストとか色んなとこで扁平にした時期が有ったらしいですね。シートポストは1本もってました。だけどあんなもん、効果なんて絶対無いぞ、と思っていたんですが、細山さんは実際に実験してみたんだそうです。 で、全然関係無かった、人間の体の風圧抵抗の方が桁違いに大きいと。そうですよね。肩を斜めにして横走りみたいにしたら早いかも? でも想像していたことと同じことを細山さんが体感結果として話してくれたので嬉しかったですね。(笑) |