飛騨高山 2009.4.12     高山からの帰路

飛騨国分寺

さて、現金が綺麗さっぱり無くなって、宿代も払えなくなったので、12日の朝に駅のコンビニまで行って下ろしてきたんですが、宮川の朝市 の先にあったのがここ。 飛騨国分寺です。

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うぉ、鐘楼門ですねぇ。鐘楼門は浄智寺だけかと思ったら他にもあったんですね。

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鎌倉には有名なお寺は沢山ありますが、こういうものだけはありません。三重の塔。

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三重の塔とか五重の塔って禅宗や、鎌倉時代以降の新興仏教ではあまり聞かないような。

牛たこ焼屋さん

こちらは、昼過ぎに一旦荷物を宿から柳橋を渡って駅のコインロッカーに運ぶ途中。

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蛸焼きじゃなくて、蛸の変わりに飛騨牛を入れたみたい。だもんで「蛸」の字が使えずに、「多子焼」だって。

喫茶「去かつて」

駅で荷物をコインロッカーに入れて、さぁ後は?
と言ったら、「京やでお漬物が買いたい!」、「三之町のあの酒屋(山車・原田酒造)でお酒を買う!」。おいおい、思いっきり北と南だぜ。全部歩くのはきついので、駅から「京や」までタクシー。

お漬物を買ってから、すぐ近くの昨日パスした吉島家住宅を見てきました。中の様子はまた後ほど。で、下二之町を昨日とは逆に、そして上三之町を原田酒造まで歩いて、買い物を全て終えた後、「まだ時間があるから甘味屋さんにでも入ろうか」、とやってきたのがここ「去かつて」です。

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なかなか良い感じのお店です。昨日の昼に珈琲屋さんの「藍花」、夕方にその隣の「手風琴」に入りましたが、こちらはさらにそのお隣。


飛騨格子とすだれの間からの木漏れ日のような日差しが、高山の最後のひとときを盛り上げてくれます。

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私の頼んだのはお抹茶と葛もち。

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こちらは「和のパフェ」

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ところで、娘に言われて気がついたのですが、面白い似顔絵が展示してありました。誰だか判りますよね、政治家です。渡辺克則さんてグラフィックデザイナーみたいです。

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だどもこのあと、娘がトイレに行ったらなかなか戻ってこない。いつもだけど。
でも今日は電車の時間が。さっきまでは高尚に感傷にふけっていたのにぃ〜。(;^_^A アセアセ…

宮川筏橋の桜

ハラハラしながら駅に向かいながらも、撮るべきものはちゃんと撮っている賄い岩田さんで御座いました。写真家の鑑ですね。(。_・☆\ ベキバキ

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しかし、ほんと、桜が満開。昨日はそれほどでもなかったんですよ。

ワイドビューひだ18号で帰路に

コインロッカーから荷物を出して、ホームに入ったのは発車五分前ぐらいかな? やってきたワイドビューひだに乗り込んで、ここまで来たらもう大丈夫。

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車内販売のビールに、三之町で買った飛騨牛のビーフジャーキーで祝杯をあげたのでありました。


指定席を喫煙車で取ったんですが、それが先頭車両。ラッキー!

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ここは「久々野」かな? 単線なので上り下りの待ち合わせです。なんか「鉄」な気分。(笑)


鉄橋を渡ります。

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高山の川は日本海の方に流れます。で、高山を出発して、飛騨一ノ宮の先の宮峠(宮トンネル)を潜ると、その先の川は太平洋側に流れていきます。


さっきの鉄橋もそうですが、この川は飛騨川。美濃太田の手前で木曽川に合流し、長良川と平行しながら伊勢湾へ。

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しかし、走ってる特急の窓から、それも夕暮れ時の5時半に撮ったにしてはちゃんとブレもせず写っているではないですか。俺って天才? 

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手振れ防止機構? 何のことでしょう。 フキフキ ""A^^;
という訳で、最初は二人、途中から親子三人の珍道中は無事に終わったので御座いました。
めでたしめでたし。