2022.05.18        鉄鍋ガーデンテラス    

このご時世で本所鎌倉の私の迎賓館こと石窯ガーデンテラスになかなか行けず、
賄い当時館*1にもガーデンテラスを作りました。こちらは石窯ではなく鉄鍋ガーデンテラス

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*1: 当時館、いま住んでいる処の意味。『吾妻鏡』に北条義時の「奥州当時館」が。

ほら、ちゃんと花にかこまれたガーデンテラスでしょ!
あちらは貴族の別荘の跡地、こちらは車庫の跡地跡地な事も同じ
世間の声;全然違うわい!
ビオラは終わりかけですが去年植えすぎてしまった紫陽花が咲き始めました。

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     鉄鍋とはダッチオーブンのこと。これはその中のコンボクッカーですが。

ダッチオーブンとは西部開拓史時代以来のアメリカの鉄鍋です。鉄鍋自体は古くから世界中に有りますが、西部劇時代からのアメリカの鉄鍋そう呼ばれています。オランダ人(ダッチ)が売り歩いていたからなどとも言われますが本国のus wikipedia によると、南北戦争はおろかアメリカ独立戦争より、産業革命より前の1704年にアメリカの実業家がオランダを訪れ、真鍮を加工するオランダの方法を研究します。そしてオランダ人が鋳物を作るときに砂で作られた型を使用し、これによってよりきれいな真鍮製品を生産していることを知り、真鍮をより安価な鋳鉄に置き換えて、より安価な調理器具を生産したことに始まるようです。ここでの「安価」はあくまでそれまでに比べれば、であって、ジョージ・ワシントンの母親の遺産目録に載るぐらい高価なものだったようですが。
つまり砂の鋳型を使うオランダ式鋳造法による鋳鉄の鍋が「ダッチオーブン」のようです。

ダッチオーブンキャストアイアン(鋳鉄)の一種で、今の調理器具で言えば、無水鍋圧力鍋オーブン の機能を兼ね備えた古典的な調理器具とも言えます。とは言っても、今のオーブンの様な温度設定や時間設定などもちろん出来ず、弱火で長時間かけて料理するから温度や時間はアバウトと言う代物で、圧力鍋の様な時短とは真逆のスローフード(ダッチオーブンの爲に有る様な言葉、笑)。無水鍋としても、ストウブの様な手入れの簡単さとも真逆でしょう。ストウブは使ったことが無いので正確な比較は出来ませんが。
今はプレシーズニング処理を施した「初めから黒い」ダッチオーブンが販売されてますが、20年前は灰色の鋳物に錆止めワックスを塗って売ってました。その頃IH調理器など無く、IH調理器で使えない鍋の代表が土鍋とダッチオーブンだったのに今ではLODGEのサイトに「IH 対応商品」と。

20年ぐらい前には三浦半島の山の中で焚火で料理をしていたんです、娘とも

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一度など授業ですいとんを作るから焚火で予行演習をしようなんて娘が言い出したことも。
この時ですね

私の鉄鍋料理への娘の評価
パパの料理は美味しいんだけど、どれも同じ味付けでつまんない」と。フキフキ "A^^;
同じ味付になるのは香辛料が潰した黒胡椒中心で他の香辛料の配合もほぼ同じだからです。
元嫁は私の鉄鍋料理を一度か二度しか食べてないけど、
ポトフのときに「ウインナーが煮えすぎててガッカリ(~_~;) 」とブー垂れてました。
「出汁を取る爲に入れてんじゃい(ホント)、大体「出来た」と電話してから来たのは20分も後じゃないか!お前がトロトロしてるからじゃ!(`へ´)フンッ」 と云ってやりましたわい。 
元嫁
は私のアパートから600mの処に住んでたんです。
でもスープが良い味になってるのは元嫁も認めました。

後から考えると出汁取り用のウインナーを見分けられるように切れ目を入れて、食べる目的のウインナーはそのまま中頃に入れれば良かった。元嫁が「アタシもダッチオーブン欲しい!」と云うので、手入れの楽なアルミの製ダッチオーブンをあげましたが何を作ったんだろう?

住宅地では焚火は出来ないので野外用のガスコンロです。
ご近所さんに貰った角材と私の在庫材で作った机が完了したので、早速ワインを飲みながら試運転。野外用のガスコンロは風防が付いていて役にたつのですが、弱火にすると不安が。少しでも風があるときはもっと大きな風防で囲みたい。(;^_^A アセアセ

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作ったのは白菜にベーコンを挟んで蒸すだけ。調味料は無しでベーコンの塩気とうま味のみです。

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それを自家製梅干しを醤油で溶いたタレに付けて食すという実にシンプルなもの。
あらかた食べたら水を加えてうどんも投入。それを梅干しと醤油のタレで頂くというシンプルこのうえない、料理と云えるのかも危ぶまれる料理です。

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他に半額だった牛肉の塊もローストしたのですが、そちらもクレージーソルトをまぶしただけでオリーブオイルとニンニク、庭のローズマリーとタイムだけでソースすら作らないという 超シンプルなもの。でもちゃんと美味しく食べられましたよ。当分 超シンプルさに拘ってみようかと。

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世間の声:失敗はなかったのか、 正直に白状しろ!

じっ、実は・・・。ちょっと火が強すぎたかも。ローストのはずがミディアムステーキになってしまった。
ダッチオーブンの余熱侮りがたし。フキフキ "A^^;
でも20年ぶりのリハビリクッキングとしては上出来ってもんですよ♪