2023.01.31        土ぼかし・腐葉土用    

ご近所さんからベニアの端切れを二枚貰ってきました。
コンクリートの上にシートを広げたのではコンクリートは鏡面ではないので遣りにくいんですよ。

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その使い心地の検証も兼ねて、今日仕込んだのは土ぼかしの腐葉土用です。 
前回の「腐葉土用ぼかし」と何処が違うのかって? 腐葉土用は前回の仕様は止めて1/20に仕込んだ「はんぺんぼかし」ベースの増殖に変えたんです。土ぼかしは雑木林で枯木や落葉を分解して土にしてきた菌を培養しているつもりなので、落葉の堆肥化にはその方が適しているだろうと。

はんぺんぼかし」も、同じ雑木林の土着菌で作った「土ぼかし」に上乗せしたもの。だから今回は3代目ということに。右の白い土嚢袋が「はんぺんぼかし」こと「土ぼかし」の2代目です。

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追加するのは籾殻燻譚10リットルに米糠10リットル。
米糠は保管中に湿気を吸ったのか若干ブロック状に。軽く押すとすぐ粉になるので今時分は大きな問題ではないのですが、梅雨どきはどうでしょう。

ぼかしの賞味期限は仕込んでから1年はあるから、
梅雨〜夏用は梅雨前に仕込んでしまうのが安全?

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いよいよ撹拌です。最初だけはブロック状の米糠を潰しながら丁寧に混ぜます。米糠だけの塊があると水を加えたときに米糠のだまが出来やすいので。 米糠も燻譚に綺麗に混じるとだまになりません。綺麗に混じったら加水です。加水も絶妙な程度に出来たと思うのですが。

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加水が終わったら「土ぼかし」の2代目の混入です。
この混ぜ具合も神経質になる必要はありません。神経質になるのは米糠のダマだけ。

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こうして一袋5キロの「土ぼかし」の3代目が二袋出来ました。シートの下のベニア板の使い心地ですか?快適♪、プラのちり取りがひっかかること無くスムーズに動きます。 

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ところで米糠の残りは? 約10キロだから約20リットル。 

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早く使わないとお酒(「瓶仕込」)が買えない。何の話だって? 
米糠は30リットルの米袋で約15キロ。カゴ無し自転車じゃ運べないんですよ。なので一升瓶2本の配達のついでに酒屋さんに運んでもらってるんです。米糠は長期保存すると湿気を吸ってややこしいことになるし、タイミングを合わせないと。フキフキ "A^^;

今回ただひとつ計算違いがあったとすれば、2代目の混入後に加水をしなかった点。
米糠と燻譚だけならドンピシャな加水具合だと思うのですが、2代目の混入で水分がそちらにも吸われて不足気味になったのかも。前回は6時間後にはもう35度まで上がっていたのに、今回は廊下の室温10度よりは高いけどまだ13度です。
明日の昼まで様子を見て、上がってこなかったら加水しましょうか。

02/01(1日目)

昼に一袋700cc加水。
夜9時に廊下の室温12度で55度前後まで上昇。やはり水分不足だった様です。

02/02(2日目)

昼に62度、夜10時に廊下の室温9度で60度

02/03(3日目)

昼に50度、この土ぼかし3代目は3日で役割を終え、容量倍増の4代目に代替わりしました。