2023.05.11      不織布ポットの鉢上    

我が家の植木鉢は庭木については不織布ポットが基本なんです。
一見地植えに見える庭木も実は不織布ポットごと地植(半地植え?)だったり。
先日の耕地拡張で畝の溝の片側を半地植えな植木鉢置き場にしたのですが、山茱萸と蝋梅(ロウバイ)がまだ不織布ポットじゃない。蝋梅は「外見は」なのですが。「外見は」というのは実は10号プラ鉢の中に不織布ポットに植わった蝋梅が植わっているからなんです。

不織布ポットの鉢上_01.jpg

私が最初に不織布ポットに出合ったのがこの蝋梅。この不織布ポットに植わっていた蝋梅は、近所の園芸店其弐で買ったんですが、店の人曰く、
「この鉢は不織布で出来ていて、水や空気を良く通すので生産者がよく使う。根が一杯になると不織布を突き破って出てくるからこのまま10号鉢に植えちゃって大丈夫だよ」
 お店の人は自分で不織布ポットを使ってる訳ではなくて、蝋梅の生産者から聞いた通りに私に話したんでしょう。 疑う事を知らない純真な私は(世間の声; エッ!
言われた通りにそのまま10号鉢に植えたんです。だから「外見は」プラ10号鉢。

お店の人が言ったことは嘘ではありませんでした。
あれから足かけ3年、年末から2月まで、道行く人の眼を楽しませているんですから。

でも自分でも不織布ポットを使い出してからずっと気になっていたんです。
なので鉢上げに抜いてみました。

不織布ポットの鉢上_01.jpg

思った通り、根はそれほど不織布を突き破って出てきてはいません。 

不織布ポットの鉢上_02.jpg

底の方は多少は出ていますが。 

不織布ポットの鉢上_03.jpg

不織布ポットを切ってみると・・・、 

不織布ポットの鉢上_04.jpg

中は根がビッシリ! 可哀相〜。(;^_^A アセアセ

不織布ポットの鉢上_05.jpg

底はなかなか剥がれませんでした。
やっと引き剥がすと根が必死に外へ出ようとへばり付いています。 

不織布ポットの鉢上_06.jpg

でも不織布ポットの外へ出られたのはごく僅か。
不織布を突き破ったものより、不織布の縫い目をこじ開けて外に出た方が多い様です。

不織布ポットの鉢上_07.jpg

かなり窮屈そうでしたが、足かけ3年、年末から2月までちゃんと花を咲かせているんですから、大きく成りすぎるのを防止する爲の根域制限に不織布ポットで半地植えは最強ですね。

例えばラズベリーにブルーベリーに紫陽花など。
ラズベリーなんて少し放置しただけで、庭がジャングルのようになっちゃうらしいし。

測ってないけど元々の不織布ポットは1ガロンぐらい? 
今回の新しい住まいは5ガロンポットで5倍です。5ガロは普通の10号鉢2つ分ぐらいの容量。
元の 10号鉢は長めだけど、それでも1.5倍は有るんでは?

不織布ポットの鉢上_08.jpg

土に自家製腐葉土や燻譚ぼかしも混ぜて鉢上げ完了。 

不織布ポットの鉢上_09.jpg

それを植木鉢置き場の溝に半地植。
水分は地面から吸ってもらおうと。日照りが続けば水やりするけど、もうすぐ梅雨だからね。  

不織布ポットの鉢上_10.jpg

溝を延長して、入らなかったブラックカラント(カシス)3本も2鉢を3ガロンポットに鉢上げして溝の仲間に。でも今回で不織布ポットの3ガロンと5ガロンが品切れ。

各5個ずつ発注しました。明日の夜までには届くので、そうしたらまだ不織布ポットじゃない山茱萸
レッドカラント1本,、あっラズベリーもそうだ、計3鉢を5ガロンポットに。
ブラックカラントの残る1本を3ガロン不織布ポットに鉢上げです。