2023.08.24-31 第3期畠作りの再開 |
腰痛も治まり、猛暑も若干収まりだしたので第3期畠作りの再開です。 使った土はここ。 第二期工事でBCの深い土を盛ったDの土。 そう言えば我が鉄鍋農園は自然農法を止めて林幸美さんの言う 炭素循環農法 に切り替えました。穴を掘って苗を植えるだけの「ずぼら農法」は諦めたのかって? いや、「たんじゅん農法」にリネームしたんです、「炭素循環農法」の方がカッコイイじゃん♪ でも、「炭素循環農法」って言葉はカッコイイんだけど良く解んないんだよね。 慣行農法(従来の近代農業)での肥料は窒素、リン酸、カリのN・P・K。そこに炭素は入ってない。でも昔から言われる「土を育てる」って、実は上記のサイクル、有機物(炭素)を投入して土壌微生物を育てることなんじゃ。そこに注目したのが「炭素循環農法」と考えれば何となく納得。 あれ? 林幸美さんが俺のことを書いてる「手抜き農法 手間や経費をかけない。特殊なものは使わない。 --- そりゃ無理ってもんだ !」だって。のっけから破門?(T.T) いやまて「無施肥、 無防除、無潅水の無無無・・・の手抜き農法。これぞ有機・自然農法の真髄です。」だって。破門じゃなかった(ほっ)、 2月頃からの自然農な畑造りは止めたのかって? 取りあえず土は盛り終わりました。右の排水暗渠部分の深さはまだまだなんだけどFエリアの太陽熱消毒を優先です。 翌朝は午前中から作業です。午前中から農作業なんて初めて。 太陽が真上に来るまでに透明マルチで蔽わなければならない。今日の最高気温は34度。この太陽熱はしっかり頂く! それに太陽熱消毒は2週間。その後直ぐにレンゲ草の播種をしなければ来春のお花畑がまたしょぼくなってしまう。後がつかえていることが右の排水暗渠部分を後回しにした理由です。木酢液の水溶液をバケツでぶちまけ、更にシャワーで水をかけてから透明マルチを張りました。 翌日(1日目)、温度を測ってみると、昼に表面近くで48度、15cmぐらいで44度。夕方5時には気温30度ぐらいなのに土中は46〜44度。透明マルチは内側にビッショリと汗をかいています。2週間はこのまま放置。その間に両側の排水暗渠を完成させないと。 問題は右側排水暗渠兼空気穴の土をどうするか。畝は太陽熱消毒で透明マルチで蔽って締まったし。右端の細い畝に盛り土するしかないね。あっ、ソルゴーの種蒔きもジャガイモの定植もしないと。結構忙しい。(;^_^A アセアセ 2日目も透明マルチの内側にはビッショリと汗が。 2週間放置じゃ短くないかって? 透明マルチの下の盛り土は地表から30〜60cmの深土層から掘りあげた土なんですよ。雑草の種なんてとっくに死に絶えてるでしょう。目的は発酵型の有用微生物、カビ、キノコ菌、白色腐朽菌などが増殖すれば良いので多分大丈夫ではと。多分ね。 夕方、おおじさまはまたお爺さんになり山へ芝刈りに。 でも右側排水暗渠兼空気穴に足りるかどうか。足りなかったらまた山へ芝刈りに。 当初計画では右側の排水暗渠の深さは20cmぐらいだったのですが「70年前の落ち葉床」レベルまでバージョンアップです。なので枯木・枯枝が沢山要る。 まず右側排水暗渠の穴を掘ります。 深さは「70年前の落ち葉床」と同じく約二尺。 底にはまず枯葉と小枝。それから枯枝。 枯枝の隙間の詰め物はまず半分腐葉土化した雑木林の枯葉。 3往復分の枯れ枝も残り少なく。足りるだろうか。フキフキ "A^^; 枯れ枝の詰め物には水はけ向上に籾殻も使います。 左側の排水暗渠にも。 右側は↓地下貯水池まで排水暗渠を伸ばします。↓このあたりまでは既に排水暗渠は有ったのですが、今回は炭素循環農法な土木工事で空気穴も兼ねているのでやり直し。 枯れ枝は何とか足りました。右側排水暗渠は上に↓土は乗せない。 ところで太陽熱消毒の透明マルチの下はほぼ40度。発酵のピークは過ぎた? 更に翌日の29日には40度を切って37.7度。ぼかし感覚だと発酵のピークは過ぎて熟成の段階かな? 最低でもあと10日はこのまま熟成。30日は「東京都では、本日(30日)は、熱中症の危険性が極めて高い気象状況」なので「屋外での活動はなるべく控えて」と。 右側の排水暗渠に板の橋も乗せました。まだ色々と要調整ではありますが。 |