どろよけ・カッコ編 (2)
娘のケーキの材料を買いに(買わされに)行った帰り道で携帯が。 おんや、若い女性の声で、うっ、あの子かな、この子かな? ガールフレンドが一杯居すぎてわかんないや〜。(;^_^A
アセアセ…
「ん? なんじゃい、きーちゃん(逗子の自転車屋さんの娘さん)かい! わかんなかったぜ〜」 「なんかそんな感じだったね〜」 「だっていつも電話をくれないんだもん」 (ノヘ;)シクシク.. 「何言ってんですか! しょっちゅう電話が欲しかったらしょっちゅう注文をしなさい!」 「あれ届いたの?」 「うん」 「かっこいい?」 「う〜ん、普通の黒い泥除け。」 「あっそう・・・」フキフキ "A^^;
で、週末に取りに行きました。
わし:「あれ? これってほんとに480用? 420用じゃないの?」(BSアビオスのシートチューブ長) メカニックの○○さん:「どっかに型式が書いてあるでしょう、確認してみるよ。 (メーカーに電話して)・・・それやっは480用だよ」 「だって全然合わないじゃない、ほら」 「そんなこと言ったってその自転車はBSアビオスじゃないじゃん! こういう泥除けってね〜、その自転車専用のでないと大変なんだよ。
う〜ん、あんたのフレームって650用の泥除けに合わせてあるんじゃないの?」
「言われてみれば26HE用の細身の泥除けなんてめったに無いからね〜、そうかもしれない。」 「このアビオス用は26HEの1.25インチピッタリに作ってあるからそれでこんなに間隔があいちゃうんだよ。 BB下がりだって普通のより下でない?」 「うん、55mmだから普通のMTBより20mmぐらい下がってる。」 「そんだけ違えば下の取り付け位置だって合うわけないじゃない」 「う〜ん、そうか〜、だったらこんな金具なんか付けなきゃいいのにね〜」 「まあ、最初から現物合わせならそうだね〜、ほらこれ。泥除け用の穴開け専用工具があるんだよ。あのころの苦労が今は無くなったんでイイ世の中になったね〜」(笑) 「んじゃ〜、今時後付で泥除けを付けるなんて時代錯誤なの?」 「そう!(キッパリ) しょうがないでしょ! あんたマニアなんだから自分で工夫しなさい! そんなの買う人はうちの客には居ないんだからね。キャンセルは効かないよ。はい、さっさとお代をよこしな!」 「いや、泥除けマニアとは違うんだけど・・・、まあしゃ〜ないか。はい、お代。」(しぶしぶ)
やっぱりDIXNAの700C用を買えばよかったな〜 ・・・・・(;-_-X;)
さてどうするか???
がそこは自転車怪・・・いや自転車界のマッドサイエンティスト、せんべい博士かはたまたドクター・マシリトかって〜賄い卿であります。半日考えて東急ハンズに行きました。ほんでもって金鋸でステンレスの薄板を切ったり、ペンチで曲げたりしてジョイントを2つ。 まあ仮縫いみたいなもんです。まあ記念撮影用だからこんなもんで良いでしょう。
とりあえず付きましたがまだ肝心なことがひとつ。 正当派北道クラブモデルとしてはそこラへんに転がっている「ラ」との違い、遺伝子をきっちりと埋め込まねばなりません。フロントの先端をニッパーとヤスリでプッチン、ゴリゴリ。横から見ると鏃の様に尖りました。うんうん、これで良し!
70年?前とはほんのちょっと(?)形は違いますが、なんせ70年の歳月ですからこれぐらいの変化はあります。と言うか、手に入れたのは鉄フェンダーじゃなくてアルミですからこれ以上はやばいのです。折り曲げ補強までは出来ないしね〜。
う〜ん、ちと不満も残るけど、まあこのあたりで手を打ちますか。と言いながらそのうちケルビムの工房でグラインダーを借りてもっと削ってやろうかとか思わないのでもないのですが。
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