2023.04.28-29 コーヒーカスぼかしv3と畑の拡張    

コーヒーカスぼかしも三代目となりました。

ぼかしではあるんですが、追肥用のぼかしではなくまたもや土壌改良材。 
というのは、もうすぐ現在レンゲが咲いているBエリア落葉床工事地下貯水池の第二期工事が始まるんですが、地下貯水池の場所は何十年も通路だった場所で、畠の土としては最低ランク。

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ところがその最低ランクの土が落葉床工事後の高畝盛土になる。
地下貯水池の第一期工事で掘りあげた土がここやここに盛ってあるけど、あと半年はこのままなんだよね。その間になんとかして最低ランクの土をランクアップしなければ、という処に登場するのが米糠とコーヒーカス。この二つはタダで手に入る。同時にお酒を買う必要はあるけど。

勿論第二期地下貯水池工事で掘りあげるBエリアの盛り土もコーヒーカスぼかしを混ぜつつ盛るつもり。土壌有用微生物の援軍にカルスNC-Rも混入しようかしら。そうそう、有機物も集めておかないと。秋の初めにレンゲやネモフィラを播種する頃には、更に発芽する来年春にはフカフカな土に成っていることでしょう。

コーヒーカス撒布には生育障害が色々取りざたされていますが、
発酵させてから混入すれば問題なし。その爲のコーヒーカスぼかし三代目です。
肥料としての性能よりも、米糠やコーヒーカスをともかく発酵させること。
そのまま混入するより土壌菌の活性化も早まる。そっちが主眼。

コーヒーカスに限らず、米糠だって油粕だって、野菜残渣だって化学肥料だって、使い方を間違えれば毒になります。栄養過多は害虫を呼ぶし、水だって飲み過ぎると水中毒で命に関わる。 
何事も程度問題。「やり過ぎ注意!」。多過ぎるよりは少し足りないぐらいがグー。
過剰でなければ自然界は自動的にバランスを維持してくれます。
人の体で云うと、なんだっけ? 恒常性維持機能だっけ。

レシピは至極単純。米糠15Lに土15L、コーヒーカス残り全部の約7.5Lに、着火剤としてコーヒーカスぼかし二代目一袋約16Lの合計約50L強に水を加えます。
土を大量に混ぜたのは大量の土壌菌を参加させる爲。
それに我が家のコーヒーカスぼかしは一代目も二代目もえらく固い固まりになって使いにくい。
土壌菌だけの籾殻燻譚ぼかしではそんなこと無かったので、納豆菌のネバネバ威力? 
土を混ぜればそれも改善するだろうと。

三代の材料構成

二代目三代目は先代のボカシに材料を追加して再発酵させています。
コーヒーカスぼかしは夏野菜用なのでまだ使ってません。使ってるのは土壌菌ぼかしの方。
容量は5Lバケツ、10Lバケツで計っていますのでアバウトです。三代目は二代目三袋の内一袋を着火剤に使いましたので1/3としました。「二分」というのは材料を発酵するものしないものに分けたそれぞれの比率です。

こうして見ると、三代目では土をもっと増やせばよかったと。土壌改良剤としてのボカシなので。

4/29(1日目)の11時外気温23度でベランダに上げた二袋は60度越え 。21:30 外気温19度で58〜59度。因みに我が家ではボカシは土嚢袋で発酵させます。水分不足で発酵が進まない事があるし、土嚢袋なら水分を多めに加えても余分な水は土嚢袋からしみ出すので。段ボールなどでその水受けは必要ですが。

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車庫跡地に置き去りにした一袋も12時に60度越えの63.7度 。土を大量に混ぜても発酵は順調♪

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吾輩の先見の明と言えましょう。ワッハッハ (ふんぞり返り)
世間の声: 気温が上がっただけでしょう。

4/30(2日目)の朝8時にも60度。15時に室温25度で64度。24時に気温18度で60〜63.5度
                             半分土なのに驚異的。いや、正確には1/3弱ですが。

5/01(3日目)の15時にも64〜65度

5/02(4日目)の12時に30。ピークは過ぎたよう。あのえらく固い固まりも解消された様子。

ボカシ以外は

昨日から温かいので育苗ポットの日光浴です。 

こんな画像を出すと本格的に見えるでしょうが、実はセルトレーなど使うのも初めてな全くの初心者。

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上手くいってるように見えるものは育苗ポットに種まきしたものが殆ど。 
タイム青梗菜などはセルトレーから鉢上げする時期を逃した失敗作、
というか両方とも直播きが基本みたい。せめてこの育苗トレーに播いていれば(;^_^A アセアセ
引っこ抜いて播き直す?

藤の花はそろそろ終わりかけです。

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ネモフィラはまだまだ元気なのですが。

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レンゲはそろそろ終わりかけですね。 

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空豆は下の方についていた花が何やら黒く枯れている。
病気? と不安になってむしってみたら中には空豆のサヤの赤ちゃんが。 祝♪

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ブラックカラント(仏名;カシス)の実もいっちょ前の大きさに♪

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菜園の拡張 

菜園の拡張を考えていたのですが、春夏に関してはお隣との境界近くの此処にも陽が当たる。
菜の花(からし菜)をスジ捲きし、先日までその花が咲いていたエリアです。

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早速耕してみたら、宿根草の根は蔓延っていたけど土自体は柔らかい。からし菜緑肥のおかげ?
からし菜は勿論漉き込みます。緑肥ですから。手前の稲科も緑肥のエン麦。もっと大きく育てて敷き藁にします。なので畑にはできない。いや、これも敷き藁畑?

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90cm×3.6mで一坪の菜園拡大、いままでが二坪だから5割増しですよ♪ 
やっと青梗菜と長ネギや鷹の爪の植え場所が出来た♪ 

サツマイモとかカボチャも植えてみようか。まくわ瓜も良いかも♪