2023.06.30   第2期畑作りの第3段階後半    

第二期地下貯水池エリアの土を掘り崩してCエリア底一尺の埋め立てです。

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干しておいたヤブガラシや紫陽花など、枯木でない剪定残渣を放り込み、

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米糠をまぶし、土もまぶし、藁もまぶして撹拌している内に底一尺が埋まってきました。

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そこで一旦取り外した一枚通しの木枠上部の長辺の板を再度取り付けて畔波シートを貼付ます。

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仕切り壁が出来たので埋め立て再開。 
落葉も枯草も底をついたのでおじいさんは山へ柴刈りに、じゃないや、公園に落葉拾いに。 

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落葉をフゴ袋に入れたまま米糠を入れて揺すってまぶし、 

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Cエリアへ投入です。

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枯草も底をついたので空き地でイネ系の枯草を集めて投入。 

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それを三本備中で撹拌して踏み固めて本日の作業終了。日が経てば落葉や枯草が潰れて若干地盤沈下は有るでしょうが、その頃には第3期(図上隣)で掘りあげた土の残土置き場です。

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しかし気になることが。我が家の庭は大昔は畑だったようですが、少なくとも半世紀は肥料など与えず、唯一お袋が台所の残渣や食べ残しを埋めていたぐらい。それ以外は草花や雑草の根が土を耕し、枯れて土の栄養になるぐらい。

ただし約半世紀の間に庭中到る処を掘って残渣を埋めていたらしく、庭中到る処からわさびの小袋やスーパーで野菜を束ねるビニールテープなどが。

でもCエリアの埋め立てに使ったの土は半世紀以上通路だった所の踏み固められた土なんです。土の栄養なんてゼロに近く、土壌微生物だって他の場所とは比較にならないぐらい貧相かも。
なのでこのCエリアだけ中層の段階から落葉も枯草以外に米糠をまぶしたりしていたのですが、上層部分ではよりはっきりと土作りの援軍を派遣しました。
援軍は貧相な土に米糠7Lだけでなく籾殻燻譚10Lも、菌資材としては先日のコーヒーカスぼかし三代目半袋にカルスNC-Rも少々混ぜて。水を加えればぼかしが作れるような構成です。それを枯草の上に播いて、三本備中で落葉の層まで撹拌し土中堆肥化、土ごと発酵させようと。

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本当の表層部分は、第3期工事範囲も合わせて来春のレンゲ草にお願いしますが、その播種は第3期工事後の9月後半。まだ2ヶ月以上あるので土中ボカシの発酵も完了しているはずです。

これで第2期第3段階はほぼ終了し、いよいよ第4段階へ。
第4段階は地下貯水池拡張部分の木枠と橋桁の設置、そして邪魔な石や瓦礫の投入です。

7/8の後日談
賞味期限切れ間近なミニヒマワリを近所の園芸店からタダで貰ってきたので、それをプランターに植えるときにこの掘りあげた土を使いました。と言っても此処、通路から掘りあげた土なのか、Cエリアの一尺以下、心土層の土なのかは判りませんが。何れにしても表層の作土層の土ではありません。
植えるときにビックリしました。普通、植え付けでは根鉢の大きさの穴を掘って、少し水を入れてから株を落とすんです。普通の地表に植えるときには、その水はスーッと下がっていきます。それがなかなか下がらない。そして水を含んだ土はベチョベチョでスコップにべったり。見た目は普通の黒土なんですが、団粒構造が全く出来ていない。普段いじっている表層の作土層の土と一尺以下の心土層の土とはこんなに違うものかと。第2段階でABを埋め戻すときから枯草や落葉を混ぜたのは正解だった。いやもっと混ぜれば良かった。