北道3世号作成記 Page5

3/31.フレームがやっと形になって

1月中に連絡が無ければもうハンドメイドバイシクルショーが終わるまでもうダメだ〜、と年度を越すのを諦めたのでしたが、3月にやっと、師匠が動きだしました。それも突然会社に電話がかかってきて

師匠:すいませんね〜、これからやるから。ところでシートステイって曲げるんだっけ?
わし   :んもー 決まってるじゃないですか〜! あれだけ議論したのに〜。フキフキ "A^^;

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んで、この画像が3/21です。寸法も測ったところピッタリ指定通りです。2mmも違いません。1mmは・・・40~50cmのものをそこまで正確には測れませんわ。1mmに意味があるのは・・・

んん? 師匠フォーク台座の間隔が2mm狭くないかい?
何言ってるんだよ! これはロードのクラウンだぜ。ツーリング車のボカマじゃないんだから、これ以上広くしたらかっこわるい! これだって台座を削って苦労したんだから。最終的には任せると言ったじゃないか!
わし:う〜ん、そんな気もするな〜、昔のことだから忘れちゃったよ〜

と言いながら打ち合わせ資料をめくったら、確かに「最終的にはクラウンに合わせてお任せ」とメモしてある。

「へへ〜、おっしゃる通りで御座いました〜」 n(_ _)n
「それみなさい!」

とふんぞり返るお代官さま。(笑)

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4/10、塗装もあがったと思いきや

塗装が上がったと言うのでまた見にいってきました。
実はメッキなんて初めてだし、おまけにケルビムでもやったことが無いと言う艶消しの黒との組み合わせがどういうことになるのかとても心配だったのですが。うんま〜すんばらしい〜! と大満足です。

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下の画像の右は私が参考にした英国のボブ・ジャクソンのものです。

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それは良かったのですが、もうひとつは関西の塗装屋さん、前回のわびさび2世号では寸法まで指定してあったロゴの位置が全然違って。で今度は・・・

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うむむむむ、またか!なんじゃこの黄色は、ここはゴールドじゃろうが!

今野さんとこから関西に送った指示書も確認して、これは塗装屋さんのミス、全部で5項目!
といっても塗装屋さんはいつも通りにやっちゃったと言うだけなんですが。私の自転車は普通と違うとこだらけなんで。
結局関西へ差し戻しとなりました。 あ〜これじゃ5月の連休に乗れるのかしら。

ちんなみにこの巻スティは大昔のTOEIにも有ったようですが、私のもののオリジナルは左の英国車です。でもケルビムの今野さんが一番うまいね、バンザーイ!

ラグは左右どちらもナベックス。同じには見えないでしょう。右の英国車は普通のナベックス・プロフェッショナルで私のはナベックスでもイタリアンな方です。これだけ並べてさぁどれにしようかと。最初に除外したのはナベックス・プロ、実は合理的と言うのは知っているけど、あの装飾性過多なイメージが好きじゃない。

そうしたら今野さんが「これが一番カッコいい!」と言うので右下のものに決定しました。スカートの形が違わないかって? 角度合わせに邪魔だってんで真一さんがけずっちゃったんだって。しかしこんなクズ鉄みたいな赤錆びも奇麗に取れるんだね。

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