番外:師匠今野仁氏のハンドルの系譜 |
と言う訳で今野さんのオリジナルハンドルです。これは売り物ではなくて、2003年のハンドネイドバイシクルフェアの出品車ですね。親爺さんは「バックの壁が黄色っぽかったのが敗因だ!」なんて言ってますが、それより前にこのマッドな黄色が敗因なんじゃないの? こちらは大人用3輪車なんですが、このハンドルが私が一時期試用していたプロトタイプの兄貴分です。バーエンドが内側に向けて着けてあるのは、握る為ではなく腕(手首より上)をこれに乗せてグリップを握る手のひらへの体重の負荷を軽減させるんだそうです。
と書いたのはこれのことですね。これを巡った「何でこうしたか!」なんて話だけでは今野(親爺)さんとなんつ〜か、意気投合してしまったのであります。他の部分では絶対にそうはならずに「そんなのは間違っている!」の応酬に終始するんですがね。(爆笑) そんなに意見が合わないなら何でその親爺さんの処でばかり自転車を作るのかと言うと。 同じ発送でモデルチェンジしたのがこちらです。 話は変わって、こちらは2004年のハンドメイドバイシクルフェアで、ベストバイシクル賞こそ逃したものの、コンペティション部門では1位になった・・・・、なんて言うんだろう、ロングディスタンスなロード? あっ、出典車緑には「ケルビム “LXR”(長距離TTロード)」と書いてありますね。昔で言うとランドヌーズ、ディアゴナールなんてタイプのコンペティション車です。 つい先日までは誰だか知らなかったんですが、「何だ貴方のだったの!」って常連さんでした。 わびさび2世号の打ち合わせでの時に、笑いながら観戦していて、最後に「ところで社長、あの26HEのツーリング車のBB下がりはいくつなの?」と助け舟を出してくれた常連さんでした。(笑) 長距離TTロードって今で言うと東京・糸魚川とかブルベとか。私は現代の「ランドヌーズ」がこれだと思います。 で、このロードは前に小さな籠がついている。オーナーに「これランチボックスでしょ?」と言ったら「そーなんだけどね、これを付けると言ったら周りのみんなが”何かんがえてんじゃー!”ってさんざんだったんだよ〜。」フキフキ
"A^^; ところで、上のハンドルのDHバーにシフトレバーの他にブレーキレバーも付いています。ブレーキレバーはフルホーンバーと両方。私はこれは2系統のブレーキワイヤーを途中でジョイントしているのかと思ったら、なな、なんと! このフレームはストレートドロップエンド(で良いんだっけ?)ではなくて昔風?なエンドで左右の調整ネジが付いているんですが、片側はこれ。(笑)
え〜、ハンドルの話に戻しまして・・・・・
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