西上州道普請.1 小海線羽黒下から十石峠へ  07.05.04
(1) 小海線羽黒下から十石峠へ
(2)旧武州街道・古谷ダムへの旧道
(3)乙女の滝から十石峠頂上へ
(4)十石峠から西上州への下り
(5.1)旧十石峠街道(上) 
(5.2)旧十石峠街道(下)
(6)楢原の重文旧黒沢家住宅
(7)栂峠道普請
(8)帰路・雨の塩之沢峠

何年ぶりかの西上州道普請です。朝4時に起きて5時丁度の横須賀線始発に乗るのも何年ぶりか。実はこれが一番心配で、以前は何度も徹夜で始発に乗り込みました。まあ当時は野宿だったので装備とその軽量化で大変だったのです。が、今回は「屋根付き、布団あり」ということでマイ鋸に手斧さえ持って行けばよい、であれば一眼レフも持っていっちゃえ、と言うことで、西上州にカメラを持ち込むのは今回が初めてです。十石峠までならありましたけどね。

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今回は海瀬駅ではなくひとつ手前の羽黒下から。この駅からはこれで3回目になります。同じ電車に私の他に3名のサイクリストが乗っていて、そのうち2人の方もここで下車。聞いてみたらやはり十石峠を越えると。


走りだしたら、というより走りだそうとしたら、桜が! これにはたまげました。鎌倉では桜はこう過去の話、でもこちらでは今が盛り?

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羽黒下から走りだしたのはこの街道筋にポツポツと残った古い町屋、民家の佇まいです。

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今日はさらにお得意の路地裏へ。

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明日が端午の節句という5月4日のことですから、鯉のぼりもまさにピーク。

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やはり地方の鯉のぼりは都会のちっぽけなものとは違い、見ていて楽しくなりますね。

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このあたりは海瀬の集落。このへんの道のことなら私に聞いてください。5年前、私は方向違いの海瀬館をこのあたりで探しまわって散々走ったのですから。(笑)

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見てください、あの軒下。大八車でしょうか? 木製の車輪が。いったいいつ頃まで使っていたんでしょうね。こちらは別に民俗資料館じゃありません。

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おお、あったあったと写真を撮ったのですが、なんか雰囲気が違う。おかしいなぁと帰ってから5年前の写真と見比べてみたら・・・・。奥の土壁の建物が無くなっています。

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とこの写真を撮っているときに羽黒下で同じ電車、いやディーゼルだから列車? でも1両だけだから列車だろうか? まあともかく一緒に降りたお二人の若いランドナー乗りの方にまた遭遇。


その先に咲いていた桜。なんと言う桜でしょう。見たことありません。というか・・・、桜だよねぇ。

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こちらは紅白にピンクに3色の花桃。

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私のことですから当然旧道、裏道ばかり走ります。

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こちらは既には廃屋

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しばらく風が吹くのを待っていたのですが・・・・、残念!

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その先には一面のタンポポ。そしてその向こうには大島桜に似た桜が。

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こちらは土手の上のしだれ桜。5月なんですけどねぇ。(笑)

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こちらは八重桜ですね。こちらの畑で農作業中だったおばさんとちょいとお話し。「東京近辺じゃとっくの昔に終わってますよぉ」「ここいら標高が高いからねぇ」。確かに。

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この桜も奇麗でした。

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